女子だって、本気で好きなわけじゃないけど、しちゃう時があるものです。酔っちゃったから、寂しかったから、何となくノリで……理由は色々あるでしょうが、朝になって後悔することもあるはず。
特に、相手の男性が友人や仕事仲間など、その後も付き合いが続くような場合、結構気まずくなりますよね。
今回は、勢いでしちゃったエッチの対処法について、考えてみたいと思います。
まず確かめるべきは、相手の男性が本気だったかどうか?
男性もノリや勢いだったなら、あっけらかんと「何もなかった風」を装います。また、本当に一夜限りの関係だとか、ほとんど顔を合わせない相手であれば放置して構いません。たとえ、その後メールや電話が来ても、興味がないなら無視して良いでしょう。
問題は、男性が同じ職場の同僚だったり、頻繁に顔を合わせる友人だったりする場合。できるだけ平然とした態度で「私たち、何かしたっけ?」とシラを切るしかないでしょう。そんな態度に男性も同調し、そしらぬフリをしてくるなら、本気度はゼロ。エッチをしたということ自体を忘れてしまうのが賢明です。
ただ、男性がエッチしたのを境に馴れ馴れしくなり、LINEや電話の回数も増えて、あからさまに「俺たち、付き合ってるよな?」的な態度を取る場合は要注意。恋人同士になる気マンマンですし、そもそもあなたを狙っていた可能性もあります。
付き合う気がないなら、キチンとお断りする
あなたは一夜限りのつもりでも、相手の男性が本気だった場合……なかなか厄介です。向こうは確実に勘違いするので、曖昧にするより、ちゃんとお断りするのが良いでしょう。男性が誤解したまま、周囲へ「俺たち付き合ってるんだ」という話をしかねません。三十路を過ぎれば友人同士でもあまり恋バナをしなくなりますが、年齢が若いほど、ちゃんと対処しておかないと面倒なことになるはずです。
けれど、本気で好いてくれている男性に、半笑いで「酔ってて覚えてないんだよねー!ごめーん!」などと軽いノリで言ったなら、間違いなくムカつかれます。本気だった分、ショックを受けて、腹も立つでしょう。なので、相手男性がどれほど真剣なのかを探ってから、どうお断りするかを検討するのが安全です。
場合によっては「女優」になるのもアリ!
たとえば、どう断ったらいいかわからないほど真剣に想われていたり、相手の男性が付き合えないとわかった途端に怒りそうだったり、あなたのことを周囲へ悪く言うなど、仕返しをしそうなタイプだったりするなら、「女優」になるのも一つの手です。勢いやノリでしちゃったと本音を明かして面倒なことになるより、いいなと思っていたけど気持ちが冷めた……ごめん!という芝居を打つほうが無難といえます。
たった一度の過ちが、ストーカーじみた嫌がらせや、尻軽女というレッテルを貼られることに繋がるよりは、「女優」になりきって場を収めるほうがマシでしょう。
ただし、その場合は、相手の男性に気があったということを貫き、同性の友人にも本音は言わないように。嘘でも誠意は示すべきです。
最後に……
ノリや勢いでエッチすることがダメだとは思いません。誰にだってそういう展開はあり得るし、ある程度オトナになれば、割り切ったセックスをしたくなる時もあるでしょうから。
でも、オトナであれば、しちゃった後の対応もスマートにしたいですよね。本能のままに快楽だけを求めるのではなく、それなりの“後始末”は必然だといえます。また、きちんとした対処ができれば、勢いでしたエッチがおかしなトラブルに発展することはありません。「あーあ、やっちゃった」という、妙な気まずさを抱えるだけで済むのです。