今は恋人同士もセックスレスになる時代。男性は草食化し、女性は社会進出を果たしてどんどん忙しくなる中、肌を合わせるスキンシップは減りつつあるようです。
でも、人間が色んな意味でどれほど「進化」しようと、野生の本能は失われません。DNAに種の保存の使命が刻み込まれている限り、性欲はなくならないのです。
そのため、セックスレスになるということは「したくない」「する気にならない」という意志が必ず存在します。あって当然の性欲が、彼氏に湧かない理由が絶対にあるのです。
恋愛という枠をすでに越えている
付き合っている期間や同棲状態が何年も続いているなど、一緒にいる時間が長いと、胸がときめく瞬間は減ってしまいます。交際当初は彼女のブラジャーの紐がチラリと見えただけでもドキドキしていたのに、今では全裸で目の前にいても何とも思わない……という具合に「慣れきってしまっている」ことがセックスレスの理由になるのです。
ただ、熟年夫婦がお互いの肉体を求め合わないのと同じで、心底リラックスできて、彼女を追いかける必要性を感じなくなっているがゆえに、彼氏には性欲が湧かないだけ。愛はあります。
そのため、彼氏の本音は「しなくても彼女のことは大好き」でしょうね。
もちろん、こうした状態は決して悪いわけではなく、安定した関係が確立しているので、むしろ結婚などに繋がりやすいはず。ただ、刺激がなくなりすぎているのは確かですから、お互いに相手の本能をくすぐる工夫や努力は必要でしょう。
彼氏は元々、淡白なタイプだった
付き合い始めの頃は気付かなくても、それなりに関係が落ち着いたら、 実は、性癖が合わない
これは、非常に悲しいのですが……彼女とセックスの好みが違っていて「どうもしっくりこない」と感じるがために、やる気が失せてしまうパターンです。
特に、ちょっと変わった性癖を持つ場合、交際相手とセックスパートナーを区別する人が少なくありません。しかも、彼氏には浮気の意識があまりなく、彼女のことは真剣に好きで、セックスパートナーとは割り切った付き合いをするため、三角関係の自覚がないようです。
彼は気遣っているつもりでも、女性には理解しがたい気持ちを抱いています。
話し合いはしない方がいい
男性がセックスを避けている場合、真面目に話し合わない方が良いとする専門家がいます。
男性は女性が思う以上に繊細で、なぜしないのか?どうすればいいのか?を詰問されれば後ずさりしてしまうでしょう。また、たとえばEDの場合は、勃たないという恥をみずからさらすことになるのです。
それよりは、彼女がオンナとして周りから見られていて、隙あらば……と狙う男性もいるのだと暗に気付かせる方が良さそうです。彼が自分の都合だけで安穏としていられないと気づけば、それなりの行動に出るに違いありません。