エッチの時に感じる痛みを正直に彼に言えない、という女性は多いはずです。でも、病院に行くほどの症状が出なければ、大抵の女性は「自分に原因がある」と考えてしまうでしょう。誰にも相談できずに、一人で痛みを我慢するケースは少なくありません。
まずは、何がどう痛いのか、なぜ痛いのかという原因を知ることが大事。そして、的確な対処をするべきです。
濡れなくて痛い
濡れるからといって女性は感じているわけではありません。また、気持ち良くても濡れない場合だってあります。
そもそも女性の愛液とは、性行為や心的興奮により膣内部が充血して、膣壁にある毛細血管から水分が漏れること。言ってみれば、汗です。額やワキの汗の出方に個人差があるように、愛液の量や質も人それぞれ。また、過度なダイエットやストレス、加齢にも出方が左右されるため、濡れないことは決して異常ではなく、誰にでもあり得る症状だといえます。
そのため、体質的に濡れにくいという場合は、ローションを使うと良いでしょう。ローションは風俗店やAVだけが使うものではありません。普通のカップルが活用する例も多いので、恥ずかしがる必要はありません。今はネット通販で女性でも購入しやすい商品がありますから、どんどん利用してみましょう。
炎症を起こしている
粘膜が弱いがために、摩擦の時間(出し入れする)が長いと痛くなる、知らず知らずのうちにウイルス感染しているなどというケースがあります。膣内が炎症を起こして性交痛が起こるのです。
濡れているのに痛い、挿入したり、彼が動いたりすると痛く感じる、あるいは急におりものの量が増える、おりものの色がいつもと違うという場合は、自分で何とかしようとせず、婦人科を受診するべきです。粘膜が弱い体質の人は、市販の薬が強すぎて症状が悪化するとか、別の痛みが発生する可能性もあります。
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