お花見はしたいけど、人混みは苦手…という人もいるでしょう。そんなカップルは、一足早く春の訪れを告げる梅を見に行ってみませんか?都内でデートにおすすめな梅のお花見スポットを紹介します。
1月から梅が楽しめる?!小石川植物園
東京でいち早く梅が見られるのが、文京区にある小石川植物園。植物園内の日本庭園には約100本の梅の木が植えられています。早咲きの品種であれば、1月中旬頃から花が咲き始めていますよ。2月に入ると満開になる木もあり、3月の中旬頃まで梅の花が楽しめちゃいます!
小石川植物園は、1638年に5代将軍徳川綱吉の別邸に作られた「小石川御薬園」の跡地。2012年には、国の名勝及び史跡にも指定されています。和の雰囲気が感じられる日本庭園は、しっとりとした大人デートにもピッタリ!東京都心部で梅見スポットを探しているなら、ぜひ彼氏と行ってみてくださいね。
梅の名所として有名な湯島天神
学問の神様の菅原道真が祀られている湯島天神も、東京都内有数の梅の名所です。境内にある梅林には約300本の梅の木が植えられています。湯島天神の梅は約7割が白加賀という品種で、白梅が中心。梅林内には梅干しの最高品種として知られる「南光」や1本の木で赤と白の花を咲かせる「思いのまま」という品種もあります。
湯島天神では梅まつりも開催していて、土日には茶席も設けているので風流なデートを楽しめますよ。また、梅まつりは夜も行われているので、平日の仕事帰りに梅見デートをするのもおすすめです。
下町の梅見スポット向島百花園
向島百花園は、佐原鞠塢によって1804年に作られた庭園です。江戸時代から梅の名所として有名で、「月影」をはじめとする約20品種60本の木が植えられています。梅まつりの開催中には、藤棚にある東屋で梅を題材にした俳句や和歌を詠むことができるのが、なんとも風流!
梅を見ながら、カップルで恋の歌を詠む…なんてちょっと変わったイベントも、2人の愛を深めるきっかけになるでしょう。庭園内には、松尾芭蕉の句碑も飾られているのでチェックしてみてください。文人たちに愛された景色を見ながら、彼氏と梅見デートを楽しみましょう。
梅林ガイドツアーもおすすめ!羽根木公園
世田谷区にある羽根木公園の梅林には、約650本の梅の木を植えてあります。梅が見頃になる2月中旬頃になると公園内の大梅坂や丘の上広場が紅白の梅で染まるので、梅の花を見ながら公園デートが楽しめます。
また、羽根木公園で開催する「せたがや梅まつり」は、世田谷を代表するお祭り。植物が好きなカップルなら、梅林で行われるガイドツアーに参加してみるのもよいでしょう。ただ梅を見るだけでなく、実際に植物に触れることもできるので、梅見デートで彼氏と素敵な思い出もを作ることができますよ!