そろそろ彼との関係を終わりにしたい……と考えることがあるかもしれません。でも、短絡的に関係を終わらせてしまうと、後悔の元にもなりかねません。彼との別れを考えたら最低限チェックしたい3つのことを説明します。
別れたい理由を考え、整理できているか
彼と別れたいと考えるからには、それ相応の理由があるはずです。別れ話を切り出す際に、きちんとその理由を相手に説明できるのかどうか、まずは事前に考えてみましょう。
別れたいと思ったのはいつ頃からなのか、別れを考えるきっかけになったのは何なのか、何が決定打で別れようと判断したのか……といったことを整理します。
この時、紙に書き出してみるのが効果的です。手を動かしてひとつひとつ紙に書くことで、頭の中を整理することができるからです。その上で、自分が別れることを考えるに至った理由を見出すことができるでしょう。
何がきっかけになったかを知ることができれば、「それって別れるほどのこと?」と、別れることが適切かどうか見えてくるはずです。まずは、自分の「別れたい」という感情が生まれた理由を見つけ出しましょう。
別れを考え直すきっかけにもなりますし、何より不満を吐き出すことでストレスを解消する効果もあります。自分の価値観を改めて再確認することもできるので、もし別れたとしても次の恋愛に活かすことができますよ。
ストレスや衝動で別れようとしていないか
多忙によるストレスで彼氏の存在が鬱陶しく感じてしまった、喧嘩をした衝動で別れようと決心してしまった……というケースも十分にありえます。こうした衝動で別れてしまうのは、後に後悔したり、落ち込んだりしてしまう別れ方です。
まずは一度落ち着いて、本当に今別れるべきなのかを考えるようにしましょう。
また、ストレスが溜まっている時には、別れることで関係を「終わらせる」のではなく、会うことと連絡を控えて仕事に集中したり、1人の時間を作るなど、関係を「休ませる」ようにしましょう。
きちんとした理由であれば、相手も納得してくれるはずです。むしろ、二人の関係を継続させたいからこそ休ませるという決断をした彼女を応援したり、惚れ直すという嬉しい事態に好転する可能性もありますね。
彼氏がいなくなった後のことを考えているか
例えば彼氏と別れた後、生活は大きく変わることになるはずです。恋人とは人間関係の中でも特に強い結びつきのひとつなので、別れることでその結びつきが断ち切れてしまいます。その影響が思ったよりも大きいことがあります。
大切にしていた相手がいなくなるわけですし、同棲していた場合は同居人がいなくなり、彼氏がいたからできていたことができなくなります。
一度、彼氏がいなくなった後のことをシミュレーションしてみることが大事です。その時のデメリットが大きい場合、それを覚悟の上で別れるのか、よく考えてみてください。
別れを考えているうちは、まだ恋人関係が続いています。別れることで自分の生活や感情にどれだけ影響があるのか、彼氏がいるうちにやり残したことがないかを考えてみましょう。
別れを考える時は、終わりではなく新たな始まり
彼との別れを考えた時、「良い終わり方」を考えがちです。しかし立ち止まって考えることで、いままでの付き合い方を見直して、それまでよりも関係をもっと深めていくこともできるのです。
別れを考える時は、新たな恋愛の始まりでもあれば、恋人との新たな絆の始まりでもあります。自分次第で「良い始まり」を迎えられるのです。