あなたはパートナーとどれくらいの頻度でセックスをしているでしょうか?
遠距離恋愛中でなかなか会えないカップル、交際期間が長くセックスなんてめったにしないというカップル、付き合いたてだから会ったら必ずというカップル…セックスの頻度はカップルによって違うと思いますが、アメリカのある調査で「ちょうどよい幸福度」を感じるために必要なセックスの頻度が発表されていました。
長続きする幸せカップルは週に1回セックスしている
学術誌『ソーシャル・サイコロジカル・アンド・パーソナリティー・サイエンス』に掲載された、長期的に交際しているカップル、3万人以上を対象としたセックスの頻度調査によると、「ちょうどよい」と感じるセックスの頻度は「週に1回」とのこと。
好意を寄せている相手と抱き合ったり、キスしたりすると幸せを感じる「オキシトシン」というホルモンが分泌されることは、ご存知の方が多いと思います。
しかし、この調査結果を見る限り、セックスの頻度が多いほど、幸せであるというわけではなさそうですね。
セックスに重要なのは、回数より内容
今回の調査は恋人関係にある人が対象となっているので、セックスの回数と幸福度の因果関係を立証する調査ではないものの、やっぱり回数が多ければ幸せであるとは限りません。
しかし、この調査は老若男女問わず、さまざまな年齢層の人が対象となりました。
たとえば、週に4回セックスをしているカップルでも、パートナーが望んでいるから…とセックスに応えているケースもあるでしょう。
逆に月に1回しかセックスをしなくても、その1回のセックスの内容が心も体も満たされるものであれば、そのカップルにとっては充分な頻度であるといえます。
つまり、注目すべきは頻度よりも内容。年齢や性別に関わらず、性欲には個人差もありますから、お互いが性に対してどう考えているのか?という部分をしっかり話し合い、考えることこそが、長続きするカップルの秘訣でもあるのです。
とはいえ、世界的に見ても、日本のセックス頻度は週に1回以下となっているセックスレス大国。恋愛関係において、その関係性を維持するためには、週に1回はセックスをする機会を意識してもいいのかもしれません。
セックスの幸福度を意識してみよう!
パートナーとの関係性を維持するために、以下を意識してみてはどうでしょう?
・週に1回のセックスすることを意識する
・セックスの頻度が必ずしも幸福度に繋がるわけではない
・セックスの回数よりも内容について考えてみる
セックスの頻度が必ずしも幸福度に直結するわけではないものの、セックスレスや関係性のマンネリ化を防ぐためにも、セックスの日を設けてみるといいですね。
回数だけでなく、セックス中に必ずキスをするとか、セックス後のピロートークをするとか…二人だけのルールを決めてみてはいかがでしょうか?