男心を掴むには体の相性が合っている方が良いとか、セックスが上手な方が良いとか、そんな話はよく聞きますよね。
確かに、セックスの良し悪しによって二人の関係が良くなることはありますし、逆にどうしても相性が悪くて関係が悪くなってしまうこともあるでしょう。
でも、セックスが苦手だと思っている女性にとっては、セックスで男性の心を掴むのは結構ハードルが高いことだと感じるのではないでしょうか。
今回の記事では、「セックスが苦手」という意識を克服する方法を詳しく解説します。
まずはリラックス、そのためには感情を相手に伝えよう
セックスが苦手な人の共通点は、セックスに関する自分の感情を上手く相手に伝えるのが苦手で、それによって緊張しやすくなってしまうということ。
この記事で言う”自分の感情”というのは、「痛い」とか「気持ち良い」、それから「私緊張しやすいんだよね」というようなことも含まれます。
『せっかくセックスをするのに緊張していたり苦手意識を持っているままでは男性をガッカリさせてしまうかもしれない』、そんなことを考えるのは普通のことです。
そういった心に引っかかったモヤモヤは、相手に伝えてしまいましょう。
モヤモヤを自分の中に秘めた状態だと、途端にセックスに集中できなくなり、快感は減り、もちろん楽しむことも難しくなってしまいます。
「緊張しやすい」とか、「恥ずかしい」「濡れないかも」など、自分が男性に言いにくいなと思っていることほど伝えちゃってください。
そもそもそんなことを気にする男性はあまりいませんし、むしろ『優しくしよう』とか『ゆっくりしよう』とかポジティブに考えてくれるはずです。
もしそうでなかった場合には、セックスをしていない時間に改めて話してみるのも良いです。
これについては後でもう少し詳しく触れていきますね。
相手の肌を感じよう
人と話している時に、『早く帰りたいな』なんて考えているとその会話は全く楽しめませんよね?
また、相手の話をちゃんと聞けていなければ、気の利いた相槌を打ったり会話を弾ませることなんてもちろんできません。
人と一緒に楽しんだり相手を喜ばせるためには、意識を自分ではなく相手に向けなければならないのです。
これはセックスでも全く同じなんです。
『恥ずかしい』とか、『もっとこうして欲しいのに』など、とにかく自分の頭で何かしらの考え事をしていると、途端にセックスに集中できなくなります。
だから、まずは男性の肌の質感、体温、匂いに集中してみてください。
無理に興奮する必要はありません、『温かいな』とか『落ち着く匂い』
とか、ただ男性の体を自分の体で感じとるだけで大丈夫です。
こうすることで少しずつ自分の意識がセックスモードに切り替わっていきます。
興奮しなくても大丈夫
ここまでを読んでいただけたら伝わっているかもしれませんが、『興奮しなきゃ』と思わなくても大丈夫です。
大切なのは自分の中の自然な盛り上がりを感じること。
そしてキスや愛撫で気持ちが盛り上がってきた時には怖がらずに身を委ねてください。
男性を喜ばせるために演技をする女性もいますが(逆もあります)、それではセックスがどんどん苦痛になってしまいます。
ただし、『もっとここを触って欲しい』と思った時に少し大袈裟に声を出してアピールすることは、言葉を使わずに相手に感情を伝えられるので効果的です。
また、『ここは痛いな…』と思った時には「もっとここ触って?」と遠回しに違う部分へ誘導するのも良い方法です。
セックス以外の時間にもセックスの話してみよう
セックスが苦手だと感じている人ほど、セックス以外の時間にセックスについて相手と語り合うことをおすすめします。
どんなセックスが好きか、前回のセックスで何が一番気持ちよかったか、逆にあまり良くなかったことまで伝えられたらさらに二人のセックスが深まります。
良くなかったことを伝える時は、「ここを触られるとくすぐったくて集中できなかった」というような言い方だとよりソフトに伝えることができますね。
そんなふうにセックスについて語り合うことで、より自分の中でのセックスに対するハードルが下がっていくはずです。
こういった会話はセックスの直後、ベッドで眠りに落ちる間にしてみるのもよいかもしれません。
いわゆるピロートークというやつですね。
セックスに対する苦手意識を克服するために一番必要なのは、リラックスすることです。
そのためには、なるべく自分の中に感情を留めないこと、意識を自分でなく相手に向けること、無理に興奮しないこと、そしてセックスについて相手と語ることが効果的。
これらを焦らずに行なっていけば、きっとセックスに対する苦手意識は薄れていくはずです。
言わずもがなですが、一度きりの関係ではこういったセックスの深め方ができません。
それができる恋人とセックスをすることがやっぱり一番幸せで気持ちの良いものだと私は思います。