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2020年06月23日更新

結婚はしなくてはいけないものなのでしょうか?【ひかりの恋愛相談室】

ひかりの恋愛相談室

「ひかりの恋愛相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」”の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。

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新型コロナウィルスによる外出自粛で、自分と向き合う機会が増えたことで、人生観、結婚観が変わってくる人もいます。今回は、こういったお悩み相談です。

Yさん・35歳のお悩み

結婚はしなくてはいけないものなのでしょうか?【ひかりの恋愛相談室】1画像

彼氏がいない歴2年の会社員です。婚活をしていたのですが、コロナで外出自粛しているうちに、そこまで結婚する気がなくなってしまいました。婚活サイトで出会う方々との会話は、どこかジャッジされている感じして、つまらないものが多く、婚活疲れが出てしまったのも原因だと思います。

私自身、どうしても子供が欲しいというわけでもないですし、今は、「本当に結婚ってしなくてはいけないものなのだろうか」と疑問に感じているところです。そんな私は、おかしいのでしょうか?

Yさんへの回答

結婚願望がないなら、無理にする必要はないですよね。結婚はしなくてはいけないものではありません。それに、結婚したからといって必ず幸せになれるものでもないですし、人によって向き、不向きもあります。

それだけでなく、今、Yさんが好きな人やお付き合いしている人がいない状態であるなら、「結婚しなくてもいいや」と思うのは、とても普通のことだと思います。相手のことを好きだからこそ、「一緒にいたい、結婚したい」と思うものなので、ただ単に“結婚そのもの”がいいものというわけではないですしね。たとえ結婚するにしても、「誰と、どんな結婚をするのか」のほうが重要なんですよね。

 

だから、よほど結婚に幻想を抱いているわけでなければ、「この人と共に人生を歩みたい」と思えるような相手がいないときは、そこまで「結婚したい」という願望を抱けないのは、普通のことだと思います。経済的にも精神的にも自立している人であれば、尚更そうでしょうね。

 

とはいえ、もし結婚はしたくなくても、恋はしたいと思うのであれば、色々な出会いの場に顔を出した方がいいですし、本気で人を好きになったときには、その人と一緒に歩む未来を夢見ることもあるでしょう。

だから、「結婚する人生を否定する」「一生独身でいると決心する」なんてことではなく、「今は、無理に結婚を目的とした活動は止める」という程度でいいような気がします。人生、何が起こるかは分からないですしね。

“婚活疲れ”をしてしまう理由 

結婚はしなくてはいけないものなのでしょうか?【ひかりの恋愛相談室】2画像

“婚活疲れ”をしてしまう人って、意外と多いものです。Yさんのように、婚活相手との会話がつまらなくて疲れてしまう人もいるでしょう。

残念ながら、婚活をしている人は、「“自分が幸せになるために”結婚相手を探したい」くらいの気持ちしかない人が少なくないもの。だから、「相手のことをもっと知りたいから、質問する」のではなく、「自分にとって都合がいい人かどうかをジャッジするために、色々と聞く」ことが多いですしね。つまり、会話に真心がないから、面白くないし、疲れてしまうんですよね。そもそもコミュニケーションは、“心と心の交流”が大切なのに、それが抜け落ちてしまっているのです。

 

いくら条件が良い相手であっても、話が合わなかったら、仮に付き合うことになってもうまくいかないもの。だから、婚活であっても、まずは「気が合う相手を探す」くらいの気持ちで、「お互いが楽しめる会話をしよう」と思えるようになることは大切です。

そのときには、“自分が楽しむための会話”を望むのではなく、「相手を楽しませたい」という気持ちを持つことが大事なので、色々な話のネタを用意するくらいのサービス精神を持っておくことは大切です。さらに言えば、同じくそういったサービス精神がある人と関わるようにしたほうが楽しいでしょう。そのほうが、自然と「もっと話したい」「会ってみたい」という気持ちになってきますしね。

「結婚制度が合わない」と思う人が増えてきている 

結婚はしなくてはいけないものなのでしょうか?【ひかりの恋愛相談室】3画像

さらに近年は、結婚制度に対して「合わない」と思っている人が増えてきています。「結婚をしたら、他に惹かれる人が出てきても、恋愛することはできない」というのはもちろんですが、そういうのは抜きにしても、結婚をしたら、パートナーに対して、束縛、独占、所有化するのは当然の権利だと思っている人が意外と多いからこそ、窮屈に感じてしまっている人もいるのでしょう。

 

もちろん浮気性の相手をパートナーにしてしまったら、そんなことは言っていられないかもしれません。ただ、法律によって相手を縛ることはできても、心までは縛れません。それに、法によって縛れたとしても、縛るほうも縛られるほうも不幸なものです。

そもそも“本当の愛”というのは、相手を自由にさせるもの。お互いが自由でも「一緒にいたい」と思うから、幸せなんですよね。

つまり、浮気する側も束縛する側も同じく、“本当の愛情”を持っていないので、そういう者同士の結婚は、法によって守られないと維持できないことが多く、それは精神的にも大変なことなんですよね。

 

さらに、結婚することで「 “自分の妻(夫)”なのだから、これくらいのことをしてくれて当たり前だろう」みたいな甘えを持つ人は、意外と多くいます。そうやってお互いに、夫&父親の役割、妻&母親の役割を相手に押し付け合ってしまうと、だんだん息苦しくなって関係が壊れてしまう夫婦も少なくありません。

女性は社会進出し、また男性は年功序列の会社がなくなってきたことで、定年退職まで会社に骨をうずめられるような時代ではないからこそ、一昔前のように、一般的な“夫、妻、父親、母親の役割”を果たせにくくなっていることもあり、結婚の在り方自体も変わってきています。それに伴い、結婚制度そのものに疑問を感じる人がいてもおかしくはないでしょう。

もちろんそれだけでなく、日本の場合は夫婦別姓が認められていないので、従来の結婚の形を選ばない人も増えてきています。時代と共に、人の生活、価値観は変化していくものなので、制度も変わっていく必要はあるでしょうね。

 

だから、Yさんが今後、結婚するかどうかはさておき、Yさん自身が、人を愛せる人でいた方がいいし、パートナーに理想を押し付ける人にならないためにも、精神的にも経済的にも自立していることは大切です。自分1人でも立っていける力があれば、相手に依存する必要はないので、もっと相手を自由にさせられることができますしね。

そういう人でいたら、ある日突然、恋に落ちてしまって「結婚したい」と思うことがあったとしても、幸せになれる可能性は高いですし、逆に生涯独身でいたとしても、充実した時間を過ごせるでしょう。

 

今回のコロナ騒動で、私たちは学んだはずです。「人生、何が起こるか、分からない」と。だからこそ、何が起こっても、何を選んでも、幸せでいられる人でいましょうね。

 

コラムニスト・ひかり

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この記事を書いたライター

コラムニスト。『100 の恋』(泰文堂)で小説家デビュー。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~」、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネのOL“婚活”日記」や4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」は20~30代の女性に人気。 4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」(フジテレビドラマ「オトナ女子」バージョン)→フジテレビドラマ「オトナ女子」
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