でも実は、カップルの価値観は違いがあった方が結婚生活が上手くいくと言われています。
この記事では、恋人との価値観が違うことのメリットを解説していきます。
恋愛の始まりは”似た物同士”から
恋人と価値観が合わなくてイライラしてしまう人は、もしかしたら付き合い始めの頃に自分たちは似た物同士だったと思っていたのではないでしょうか。
『価値観が似てると思ったから惹かれたのに、知れば知るほど自分と違う部分が目に付くようになった…』
もしそんなふうに考えているのなら、それはある意味当然なことなのであまり気にしない方がよいと言えます。
最初に人に興味が湧く時というのは、大抵の場合相手に親近感を覚えた時。
『なんかこの人気が合うかも…』そんなことを思うと、急にその人に愛着が湧くようになります。
でも実は、似た物同士だからといって良いことばかりではないのです。
価値観が違うことのメリット
例えば結婚をして、いつかマイホームを購入するとします。
カップルがお互いに慎重な性格なら、いつまでも購入する家が決まらなかったり、思い切った決断ができずに良い機会を逃したりするかもしれません。
また、お互いに楽観的な性格なら、お金のことで深刻な失敗をしたり、欠陥住宅に気づかずに家を購入してしまったりもするでしょう。
結婚をしてずっと一緒に過ごしていく場合、二人の価値観が似ている部分ばかりだとこういった問題が起こりやすくなるのです。
だからこそ、お互いの価値観が違えば違うほど、自分にはない視点から物事を考えることができ様々な問題に対処しやすくなります。
また、現実的な問題への対処だけでなく、自分と価値観の違う人と日々接することによって、自分の考え方や世界の見え方が広がっていくというのも良いことではないでしょうか。
このように、お互いがお互いを補い合うような状態は相補性と呼ばれ、逆に似た物同士で親近感を覚えているような状態は類似性と呼ばれます。
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