恥じらう気持ちは、セックスの満足度を高める上で重要なスパイスになります。とは言え、同じ男性とセックスを繰り返せば「慣れ」の感情によって恥じらいは薄れ、実際に彼氏の前で裸になることに対して何の恥じらいも感じない女性も多いでしょう。
そして、「慣れ」はやがてマンネリという言葉に姿を変え、いわゆるマンネリセックスの問題を引き起こしてしまうのです。逆に言えば、マンネリセックス打開のコツは「恥じらいの感情を取り戻すこと」になります。
<目次>
なぜ恥じらいが重要なのか
そもそも、なぜ恥じらいが大切なのか?…それは、セックスにおいて恥じらいは興奮へと変換されるからです。言うまでもなく男性は女性の下着姿や裸に興奮しますが、あくまでそれは女性がある程度の恥じらいを持っていることが前提。
極端な話、「はいどうぞ!」と堂々とスカートをまくり上げる女性がいたとして、男性はその女性を見てもあまり興奮しないでしょうからね。
(1) 恥じらいのなさは裸の価値を半減させる
同じ男性とセックスを繰り返す以上、お互い「慣れ」の感情を払拭することはできません。ただ、そこに恥じらいがあれば「慣れ」を緩和することができ、そうすればお互い裸になった時に興奮を高められるでしょう。つまり、恥じらいのなさは裸の価値を半減させてしまうのです。
彼女や妻のいる男性が他の女性と浮気した時、浮気相手の女性のスタイルが彼女や妻に劣っていることも稀ではなく、それでも男性は見慣れていない浮気相手の女性の裸に興奮します。男性に対して彼女や妻の裸に興奮する気持ちを忘れさせないようにするためには、恥じらいは決して忘れてはならない感情です。
(2) 恥じらいはセックスの興奮度を高める
セックスの満足度を語るにおいてその要素はいくつかありますが、一つは興奮度であり、つまりセックスの満足度は興奮度に比例します。ここで女性に質問ですが、「恥じらいを感じるセックス」と「恥じらいを感じないセックス」ではどちらが興奮するでしょうか。
おそらく答えは前者であり、恥ずかしいと思うことで興奮する女性は少なくないでしょう。恥じらいを感じないセックスは淡泊になりがちで、マンネリの代表格とも言える内容です。と言うことは、恥じらいのあるセックスほど興奮度が高まり、そうすればセックスの満足度も高まることになります。
セックスで恥じらいを感じるには
恥じらいは感情であり、感情はウソをつくことができません。最も、演技することは可能であり、男性の前で恥ずかしがる仕草を見せれば、それで男性は興奮するでしょう。しかし、それでは女性自身が興奮できなくなり、演技はあくまで男性を満足させる効果しかありません。
女性が心底セックスで恥じらいを感じるには、まず天敵である「慣れ」を払拭する必要があり、そのためにはこれまでのセックスの常識を覆すことを考えてみましょう。
(1) 未経験のプレイに挑戦してみる
今まで体験したことのないプレイをすれば、恥ずかしく感じます。と言うのも、一般的にセックスにおいて「未経験のプレイに挑戦=過激なプレイに挑戦」の図式になるからで、普段以上の過激なセックスとなれば、いくらセックスに慣れていても恥ずかしく感じるでしょう。
例えば、いつも部屋を暗くしてセックスしているなら部屋を明るくする…それだけで恥じらいが増すのではないでしょうか。このように、今まで体験したことのないセックスをすれば恥じらいを感じるようになり、お互い初めてセックスした時のような興奮を堪能できます。
(2) セックスの目的を変えてみる
おすすめなのは、楽しむ目的でセックスをすることです。例えば、世の中にはまるでAVのようなセックスするカップルも少なくなく、それは甘くて愛情を感じるセックスとは程遠いものになります。しかし、お互い愛情が確かなものだと分かっていれば、そのようなセックスをするのもありではないでしょうか。
本来、セックスの目的とは愛情を深めることで、文字どおり愛情を感じるセックスをするのが理想です。ただ、それはあくまで教科書どおりの考えであり、繰り返すことで慣れを感じるようなるでしょう。そんな時、刺激剤として楽しむセックスをすれば、今までと違った感覚と恥ずかしさでマンネリを打開できるのです。
セックスのマンネリ打開のために必要なのは「恥ずかしさ」です。恥じらいがなければその仕草によって裸の価値が半減してしまい、そうなると興奮度の低下に繋がり、興奮度の低下はセックスの満足度も低下させてしまいます。
ではどうすれば「恥ずかしさ」を感じられるのか?…それには未経験のプレイに挑戦する、セックスの目的を変えるなどの方法が効果的です。恥じらいを感じるセックスをして、マンネリ打開を目指してください。