「女の子と仲良くするの禁止!」とか、「何してるのか報告して!」など、明らかに行き過ぎた束縛だけでなく、女性が何気なくしてしまっている行動でも男性からすると『束縛されている』と感じることがあります。
自覚がないままに相手にストレスを与えてしまい、しかもそれが別れる原因になんかなってしまったら嫌ですよね…
ということで今回は、男性が意外にも束縛だと感じている女性の行動をご紹介します。
電話やLINEの催促
『社会人ともなれば、連絡に返信をするのは当たり前だし…』なんて考えで、LINEや電話をするように彼氏に催促をしていませんか?
女性からすると何気ない雑談や挨拶に使うLINEですが、実は男性って結構苦手な人が多いんです。
その理由は、男性にとってLINEや電話、メールはあくまでも連絡手段だから。
「明日は駅前に集合ね」とか、「この前の話どうなった?」みたいに、その時に話す必要のある内容以外でやり取りするのが苦痛だと男性は思ってしまいます。
でもそんなこと言ったら、『彼も付き合う前は毎日のようにLINEくれていたのに…』なんて思ってしまいませんか?
それは、付き合う前のLINEや電話が相手の女性にアプローチするために必要なものだったから。
なので、どちらかと言うと『付き合ってから彼はそっけなくなった』のではなく、”付き合ってからの方が素”だと考えておきましょう。
会えないと不機嫌になる
例えば仕事の都合でデートをドタキャンしてしまったり、仕事が忙しくてしばらく会えない時に彼女が不機嫌になると、それだけで男性はストレスに感じてしまいます。
もちろん、約束を破るのは良くないことです。デートのドタキャンなどは、なるべくないようにお互いが工夫する必要があります。
でも、男性側も事情があって『絶対怒るだろうな…でもどうしようもないしな…』と断腸の思いで彼女に「ごめん」と言うのです。
そこで女性に不機嫌になられてしまったら、この先「会えない」って言いにくくなってしまいますよね。
そうなってしまうと、行動が制限されるので男性は『なんとなく束縛されているような感じ…』と思ってしまいます。
いかなる場面でも、不機嫌になると基本的に良いことは一つもないので、よく不機嫌になるという人は気をつけた方が良いかもしれません。
女友達と二人で遊びに行くの禁止
例えば、彼氏が他の女性と二人で遊びに行くとなったらどう思いますか?
きっと『嫌だ』と感じる人の方が多いはずです。
でも、だからといって「女友達と二人で遊びに行くのはダメ!」と言ってよいことになるのでしょうか。答えはNOです。
言ってしまえば、相手の行動を少しでも制限しようとするのは、全て束縛です。
「じゃあ好きなだけ女性と遊んで、浮気されても何も言うなってこと?」なんて声が聞こえてきそうですが、その通りです。
そもそも”ただの友達”じゃない女性と平気で遊びに行き、最悪浮気もしてしまう男性を好きになったのは自分です。
その男性が本質的にそういう人間なのに、「禁止」という言葉で相手の悪行を制限しても、それは本当に意味があるのでしょうか。
大切なのは、恋人同士がお互いに『さすがにこの時間に異性と二人きりっていうのはマズいかな…』というように考えて行動を自制することのはず。
それができない男性を、束縛することでなんとか浮気させないようにしていても、この先いつか問題が起こるのは必至です。
でも安心してください、束縛にならずにできることもあります。
それは、「〇〇されたらちょっと落ち込むかも」というように、相手の行動についてではなく、自分の感情について話すことです。
それなら、『これをしたら嫌なのか』というのが相手にも伝わるので、ちゃんと気を使ってくれる可能性も高まりますし、相手の罪悪感を刺激しているだけなので束縛にはなりません。
束縛って、メンヘラな人だけがやってしまう特別な行動ではなく、どんな人でもついやってしまうものなので怖いんですよね。
知らないうちに相手を束縛しないようにするには、とにかく相手の行動を制限しないこと。
相手を制限しなければ成り立たない関係なら、そもそも根本から考え直した方が良いでしょうしね。
些細な束縛も時間と共にストレスとなって積み重なり、いつか別れの原因になってしまうかもしれません。
是非、この記事を参考に普段の行動を見つめ直してみてはいかがでしょうか。