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【女子のばんそうこう】彼は大丈夫?「意識高い系男子」の危険なクセ。

 

 

女性たちから聞く彼や夫に関する悩みの中に「当たりがキツい」「私のことをバカにする」「上司みたいな説教をされる」というのがあります。すごく仕事ができる、または仕事に対して強いポリシーを持っている彼や夫にその傾向が強いなあとも感じます。

ひと昔前なら昔気質の仕事人間、「俺は男だ!」という感じの男性がそうなりがちでしたが今はパッと見そうでもない。さらりとマイルドな今どき男子、だけど付き合ってみたら結構モラハラ的発言が多くてメンタルを削られる…。

 

意識高い系男子。そういうくくりは乱暴すぎるかもしれないけど、スタートアップ(ベンチャーともいう)界隈で多く見受けられる「旧来のサラリーマンの働き方とは違う熱量とスピード感で若くして事業を成長させてゆく男性」によく見受けられます。ビジネス書または自己啓発書を好み、仕事と仲間が好きで、しっかりした目標があり、休日出勤も厭わず働く。働く人間としては素晴らしい。でもパートナーに選ぶときにはよくよく気をつけなければならないのです…。

 

彼らは大企業勤務と違い、すべてを自分たちで作り上げなくちゃならない。まず必要なのは「判断と解決」。あらゆることを己で生み出し、決めて、どんどん次にいく。政治力も社内根回しも上司部下と柔らかく接するコミュ力も今の段階では必要ない。とにかく解決する、前に進む、違ったら潔く捨てて次にゆく。

その結果、骨の髄までしみこむのは決定力と責任感、解決するまで取り組む根性、タスク処理のスピード、気持ちの切り替えの早さなどなど。これらを駆使して働く彼はかっこいい。しかし…しかし!これをそのまま恋愛や結婚生活に持ち込んだとたん、長所が一転して凶器になったりします。

 

★「圧倒的解決脳」がとにかくしんどい

2人でいれば、ちょっとした愚痴も悩みも生まれてくるでしょう。だけど彼らは基本的に「愚痴」「結論が見えない話」が大嫌い。仕事ではそれらはマイナスにしかならないから、なるはや処理を至上とする「圧倒的解決脳」がソッコー作動します。

でも日常生活は仕事と違ってそう簡単に割り切れない。自分や誰かのお気持ち、義理人情、タテマエ、しがらみ、角が立たない方法…色々あるわけです。第一、我らの愚痴はほとんどが「解決して欲しくて相談している」わけではなく「ただ話を聞いて欲しい」「私の感情を受け止めて欲しい」だったりする。

 

でも解決脳にはそれを理解する機能は備わっていません。彼女の愚痴の途中で「で、結局どうしたいわけ?」とたたみかけてくるし「そんなにイヤなら○○すればいいじゃん」「それがダメなら☓☓にしなよ、何でしないの?」「そうやってここでグチグチ言ってたって何の解決にもならないよ」とバッサリやります。こちらがいつの間にか説教され、否定されている。えーっと…ただ話を聞いて頷いて欲しかっただけなのに…。

男性全般にこの解決脳の傾向は強いですが、意識高い系男子の厳しさと素早さは群を抜いています。モヤモヤしてしょんぼりしたり怒ったりしてる彼女に「そうなのか」「大変だっだね」「よしよし」などと寄り添い受け止め甘やかす選択肢は皆無です。つら…。

 

私もベンチャー経営者の彼とつきあっていた昔、それで何度も泣きました。「A案がだめならB案にしろ、みたいなのやめて!私の上司じゃないんだから」「だってそうしないと解決しないじゃん…じゃあ俺はどうすればいいわけ?」「彼氏としてただ慰めてよ!」「…俺にはそういうのできない」みたいなやりとりを繰り返して、別れに至りました。

 

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★必要なのは解決より「寄り添い」

日常生活において愚痴は少ない方がいいだろうし、頑張れば何事も解決できないことはない。正論です。でも「正しいこと」と「幸せ」は実は全然リンクしない。しょうもないことを「しょうもないなー」と理解してそっと置いておくこともまた、ひとつのよき方法だったりしますから。

仕事を頑張ってる彼は格好いい。だけどベンチャー魂と仕事スタイルをなるべく恋愛や家庭に持ち込まないでくれ。彼女や妻に、部下や同僚と同じ姿勢であたらないでくれ。2人の間では「解決」「タスク処理」よりも「共感」「理解」「ただ寄り添う」ことのほうが意外と必要なのだよ…。

 

その他の危険なクセとして、起業時から少人数で会社を作り上げたり憧れの成功者の背中を追い続けるあまり、強固なホモソーシャル(男性集団での強い結びつき)を築きがち。男同士の付き合いを最優先し、ミソジニー(女嫌い)&男尊女卑思想抱きがち。何でも自分で解決し乗り越えてきたので「自己責任」という言葉が大好きで、身内や社会的弱者に冷たかったり、人の感情よりも合理性を重んじたり…。別に意識高い系男子に村を焼かれたわけじゃないけども、ホントにこういうのがチラホラ顔を出す人多いんですよ。

もちろん彼ら皆にその傾向があるわけじゃありません。いわゆるITバブル期と比べるとその傾向がだいぶなくなっているとも思います。それでも「何でも自分で乗り越え頑張ってきた俺のポリシー」を至上とする男子とお付き合いする場合は要注意。2人の間にはなるべくそれを持ち込ませないように気をつけて下さい。

そして自らが意識高い系だと自覚のある男子も気をつけて。よかれと思ったやり方で彼女がどんどん自信を失い、しんどい思いをしているかもしれません。必要なのは解決力より寄り添い力。男女の間は仕事のようにスパッと割り切れないしスピーディーには進めないけど、今の時代「違いを理解しゆっくりほどいてゆくこと」がいちばん大切ですから。

 

 

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この記事を書いたライター

広告会社コピーライターからなぜかダンサーに転身、その後IT企業でライター&クリエイティブディレクターとして勤務。共同購入「ギャザリング」やブランド買い取り「ブランディア」の名づけ親。2000年から「広野ゆうな」のペンネームでメルマガやブログを書き続け、ごく一部でコアな人気を博す。現在はフリーでライティング、ネーミング、コピー、コラム、振付など手がける。Blog: 「フーテンひぐらし」 Twitter: @HironoYuna
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