彼氏が一向にプロポーズしてくれないことで、結婚に焦る女性は少なくないと思います。確かに、彼氏に結婚願望がなければ待ち続けても結婚には進展せず、その場合は彼氏の心を変えるための言動が必要になるでしょう。
ただ、あまり結婚に焦ってしまうとその気持ちが災いすることもあり、例え結婚できたとしても、理想の夫婦関係を築くのが難しくなってしまうのです。焦りは思わぬ問題を引き起こすということを覚えておきましょう。
<目次>
「生活」と「愛情」に焦ることでの失敗例
彼氏との結婚に焦る女性は、ひとまず結婚できる状況を作ることを最優先しがちです。
例えば、「生活」…結婚すれば二人で生活していくことになり、確かにそれができる状況を作れなければ結婚は不可能です。そして、「愛情」…愛情なければ彼氏がプロポーズするはずなく、彼氏により愛されることが結婚への近道になるでしょう。
しかし、結婚に焦ると「生活」・「愛情」のどちらにおいても結婚生活に支障をきたしてしまいます。
(1) 彼氏の転職を許さない失敗
彼氏が転職しようと考えている時、結婚を焦る女性はそれに反対します。何しろ、転職すれば新しい仕事が決まるまでは収入がなくなってしまいますからね。
だから、女性は彼氏の転職に反対して、今の仕事を頑張ってもらおうとするのですが、それが完全にブラック企業なら、結婚しても夫婦の時間を確保できないでしょう。
収入を失うことで転職に反対した場合、例え結婚しても休日出勤の嵐になるようでは結婚生活が厳しくなってしまいます。
(2) 背伸びして愛される失敗
彼氏により愛されたいと思った場合、後先考えずの行動をとるならその方法は簡単で、彼氏の好みどおりの女性になれば良いのです。しかし、それは演じる行為であり、一生演技するなどまず不可能でしょう。
彼氏との結婚に焦り、より愛されたいと思うことで背伸びした自分を演じてしまえば、結婚後に女性は本当の自分に戻ってしまいます。そうなれば、彼氏にとって結婚前の演じていた頃に比べて魅力が落ちてしまうのです。
結婚への焦りは彼氏の重荷となる
女性が結婚願望を抱くこと自体には何も問題なく、30代の女性なら結婚を考えるのはむしろ自然な姿です。ただ、結婚を焦ってしまうとそれが言動にあらわれてしまい、彼氏への重荷になってしまいます。
これは心理的な問題で、重荷になることで、例え彼氏が女性を愛していても「結婚したい」ではなく、「結婚しなければならない」という義務的な感覚に陥ってしまうのです。
そして、その感覚の違いは女性にも悪い結果をもたらします。
(1) 彼氏が結婚を望まなくなる失敗
「結婚したい」ではなく「結婚しなければならない」と思うことで、彼氏は義務的に感じるようになり、結婚を望まなくなります。そのためプロポーズをしないのはもちろん、それを感じさせる場所でのデートも避けるようになるでしょう。
「趣味を仕事にした途端、その趣味を嫌いになった」という話をよく聞きますが、これと同じで結婚を義務的に感じることで、結婚そのものに憧れや期待を感じられなくなってしまうのです。
(2) 期待に応える気持ちがプロポーズを遅らせる失敗
人間誰しも、期待された時には、それに応えられるようにしようと努力します。それはプラスの感情ですが、期待が過度なものになるとプレッシャーになり、気持ちに応えるのが難しく感じてしまいます。
結婚を焦って、彼氏にそれを迫れば、彼氏は女性の気持ちが重荷になります。そうすると、今の自分のままではいけないと思ってしまい、必要以上の自分磨きをしようとするため、結果プロポーズするまでに時間がかかってしまうのです。
お互いに結婚願望があれば、付き合う中でいずれ結婚の話題も出てくるでしょう。
ですから、彼氏が余程結婚の素振りを見せない限りは焦る必要はなく、焦ることで結婚の失敗を招いてしまいます。結婚は一生のこと…そのため、一時的な駆け引きをするのは逆効果であり、お互い素直な自分を受け入れてこと幸せが約束されるものです。
彼氏がいる女性は、焦るのではなく、まずは彼氏の結婚願望の有無を知るところから始めましょう。