女の幸せは結婚だけではないと、多くの女性が知るようになりましたよね。もちろん結婚をして幸せになった女性もたくさんいますが、その選択が必ず自分にも当てはまるとは限りません。
籍を入れないパートナー制度をとってる男女や、恋愛はするけどあえてシングルでいる女性も認知されるようになってきました。それでも固定概念とは怖いもので、「結婚=女性の幸せ」という世間の風潮に流されてしまうと、独身女性は自分が幸せではないのかと疑問に思ってしまうことも…。
本心では結婚をしたいと思っていない独身女性が「結婚をしなければいけないのでは?」と思ってしまうタイミングはどうしてもあります。
このタイミングで婚活を進めてしまうと、後々になって後悔する可能性が高いので、注意してくださいね。
仕事がうまくいっていない
男性は仕事がうまくいった時に初めて結婚しても良いかな…と意識します。仕事でお金が稼げるようになると女性を養うことができるため、女性にアピールする自信がつくからです。
しかし、女性の場合は逆で、仕事がうまくいけばいくほど、結婚をしている場合じゃない!と強く思い、まだまだ仕事に集中していたいと考えます。また、女性は結婚をすると出産も同時に意識するため、どうしても仕事をセーブしなければ…と考えるようになってしまい、仕事がうまくいっている時は結婚をしたくなくなります。
反対に仕事がうまくいかなくなった時、結婚に逃げてしまいたくなります。
今後また働くとしても、仕事がうまくいかない今こそ子供を作るタイミングなのでは…と思ったり、自分より収入が上の男性と結婚して、パートでもしながら主婦業に勤しむのも良いのでは…と結婚を都合よく解釈してしまうのです。
仕事がうまくいかなくなった時に結婚を考えるのは、仕事がうまくいかない現実から逃げているともいえます。そのまま結婚をしても、結局は「どこか違う…」と幸せを考え直すことになるでしょう。
友達が妊娠、または出産した
結婚しなくても幸せ!と思っていた女性の気持ちがふと揺らぐのが、周りの女友達が妊娠したり出産するといったおめでたい出来事があった時です。
妊娠、出産で新しい命を授かった友達は、心から幸せそうに見えることでしょう。そんな幸せそうな姿を見ると、人間はやはり羨ましくなるのです。自分と人は違うと思っても、自分もその道を選ぶことが幸せなのでは…と気持ちが揺れやすくなります。
妊娠、出産で周りから「おめでとう」とたくさん言われているのも友達が羨ましくなる理由のひとつ。これから先の人生で自分もこんなに祝福される出来事はあるのだろうかと思い、「結婚するべきなのでは?」と考えてしまいます。
しかし、出産も妊娠も幸せそうに見えますが、実際は大変なことも多くあります。
妊娠すれば体調も日々変わるため、仕事も何もかも通常通りにはいかなくなります。ホルモンの変化で感情が動きやすくなり、ヒステリックになってしまう場合も。妻のその変化に、とまどってしまう夫もいます。
また、出産後は自分の時間はもちろんなくなり、夫と子育てで揉めることだってあります。
子供が生まれる友達がが幸せそうで羨ましいから、自分も結婚したい、子供が欲しいと思うのは自然なことかもしれません。しかし、「友達が幸せそうだから」ではなく、結婚することも子供を持つことも自分が本当にそうしたいと思ったタイミングで考えたほうがいいかもしれません。
元彼が結婚したと知った
元彼が結婚した時も、自分も結婚しないとまずいのでは…と、思ってしまうタイミングでしょう。一度は愛し愛された仲だからこそ、その男性が他の女性のものになってしまったとわかった時は、どこか複雑な心境になってしまうのは当然です。
元彼が「結婚」という、自分がしていない体験をしていると、彼の方が一歩先に進んでいるように感じてしまいます。本当は結婚していないから幸せでないということはないのですが、自分よりも元彼の方が幸せになっているような気がして、惨めな気持ちになってしまうのです。
しかし、このタイミングで焦って結婚をしてしまうのはよくありません。
元彼と自分はすでにまったく別の人生を歩んでいます。元彼よりも幸せになりたいと思っている時点で、元彼に執着しているともいえます。ここで無理に婚活に精を出したとしても、元彼への執着を振り切ることはできません。
元彼が結婚をしたと聞いた時は心がモヤモヤするかもしれませんが、それは一時的なこと。時間が経って失恋を忘れたように、もう少し時間が経てば自分の中で気持ちの整理がつきます。元彼はもちろん結婚したいという衝動も落ち着いてくるでしょう。