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2020年10月13日更新

恋人が”家デート”しかしてくれません!【ひかりの恋愛相談室】

ひかりの恋愛相談室

「ひかりの恋愛相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」”の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。

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“付き合ってみて初めて分かる相性”というのは、色々あるものです。もし価値観や相性が合わなかったとき、あなただったら、どうしますか?今回は、こういったお悩み相談です。

Tさん・46歳

恋人が”家デート”しかしてくれません!【ひかりの恋愛相談室】画像

 

私は、20年前に離婚をしていて、すでに子供は独立して、今は会社員として働いています。2カ月前に婚活アプリで知り合った男性と付き合っています。

彼はコロナを警戒していて、全く出かけない人なんです。毎日、仕事帰りにお弁当をテイクアウトして、それ以外は外出せず、休日は朝から自宅にひきこもっています。だから、出会ってから会う場所は、彼の家のみなんです。

 

私としては外でデートをしたいのですが、彼は、「コロナはヤバイ」といって出かけてくれません。今は、週1ペースで彼の家に行っていますが、なんだか体だけの関係のような気がして、つまらなくなってしまいました。彼とは別れたほうがいいでしょうか?

Tさんへの回答

コロナに対する恐怖感は人それぞれなので、彼が「コロナは怖い」と思ってしまう気持ちは分からなくはないですが、恋人が「たまには出かけたい!」とお願いしているのであれば、人の少ない場所にくらいは出かけたいですよね。

付き合っていて、まだ家だけでしかデートをしていないというのは、ちょっとサービス精神がなさすぎかもしれません。

本当に彼はコロナが怖いから出かけないのか、それとも、それは単なる言い訳で、コロナが収まっても出かけたくないタイプなのか。もし後者なのであれば、自己中心的な人かもしれません。

 

恋愛に限らずですが、人間関係が壊れるきっかけとなるのは、どちらかが「私(僕)のことを大切にしてくれていない!」と不満を抱くことです。

だから、Tさんは今、「彼に大切にされていない」と思っているから、これからも付き合い続けようか迷っている、ということなんでしょうね。

 

ただ、それでも別れる前に一度、Tさんも、「本当に大切にされていないのか?」を考えてみることは大切です。もしかしたら、気付いていないだけで、”彼なりの優しさ”を見せてくれていることもありますしね。

たとえば、彼が家に呼ぶときには、Tさんが心地よく過ごせるような何かをしてくれている、ということはありませんか?例えば、Tさんが好きそうなお菓子を用意してくれるとか、一緒に観たら楽しめそうなDVDを用意してくれているとか。

そういうのが全くないのであれば、確かに大切にされていないのかもしれません。逆に思い当たることがある場合は、彼のそういった優しさに気付けなかった自分にも、ちょっと落ち度はあるかもしれません。

 

Tさんは彼を大切にできている? 

逆に、「彼が自分を大切にしているか」だけでなく、「自分は彼を大切にできているのか」も考えることが大切です。そんなにコロナを怖がっている人を無理やり外に連れ出してしまっても、彼は楽しめないかもしれません。

それなら、彼と過ごす時間は、”体を休める時間”と考えて、1人の時や友達と一緒にいるときにアクティブに出かけてもいいでしょうしね。

もし彼のことを本当に好きなのであれば、自分の理想を押し付けるのではなく、「彼は”そういう人”なんだ」と受け止めて、その上でうまく付き合っていけるやり方を見つけたほうがいいはず。逆を言えば、そういう気持ちになれないということは、Tさんは彼のことを「そこまで好きでない」とも言えるでしょう。

 

さらに言えば、Tさん自身が、恋人に対して、”自分の願望を叶えてくれる存在”であることを求めている限りは、彼に限らず、今回のようなすれ違いは生じやすいもの。もう大人なので、「自分の願望は、自分で叶えよう」と思えるようになったほうが、相手に期待しないで済むので、いい関係が築けるようになるものですよ。

合わないとうまくいかない価値観もある 

恋人が”家デート”しかしてくれません!【ひかりの恋愛相談室】2画像

ただ、今後、彼と結婚を考える場合は、ちょっと問題が生じるかもしれません。なぜなら、「危機管理に対する価値観」が合わないからです。これはコロナに限らず、今後、さまざまなトラブルが起こった時に価値観の違いから、関係が壊れる可能性は高いでしょう。

 

実は、今回のコロナをきっかけに、離婚する人が増えています。その原因の1つに「危機管理に対する価値観の違い」があります。

一緒に暮らすとなると、配偶者の行動が自分や子供に影響を与えるものなので、コロナに限らず、慎重派の人にとっては、楽観的な人と共に暮らすと脅威を感じます。どちらの行動が正しいかどうかはケースバイケースですが、あまりにこの価値観が合わないと、慎重派の人のほうが一緒に住み続けるのを拒否することもあるでしょう。

 

危機管理に関しては、基本、”恐れている人”のほうに合わせないとうまくいかないことが多いので、楽観的な人が慎重派の人に合わせるしかなくなってきます。そんなとき、Tさんは我慢できるかどうか、ですよね。

どう折り合いを付けられるかがポイント 

恋人が”家デート”しかしてくれません!【ひかりの恋愛相談室】3画像

そもそもインドア派とアウトドア派では、休日の過ごし方の好みが違います。だから、「相性が合わない」とも言えますし、お互いが折り合いを付けられる状態でなければ、どちらかが我慢し続けるしかありません。

 

彼自身も、「家で会う」という自分の希望に合わせてもらうのであれば、Tさんが「お家デートも楽しい!」と思えるような工夫はしないと、厳しいですよね。もちろんTさん自身も「こういったデートなら、家デートでも楽しい」と思えるようなことを、どんどん提案してみてもいいですしね。例えば、色々なお店の料理を出前して、食べ比べしてみる、とか。

 

そういったお互いが楽しめるような工夫ができなくて、我慢をし続けるしかないのであれば、あとは「Tさんが、それでも彼と付き合っていきたいのか、そこまでの愛情があるか」に尽きるものです。

もちろん「それでも彼と一緒にいたい」と思えるほど、愛せるようになれたら、Tさん自身、幸せになれるものではあります。でも、それにも限度はありますよね。だから、最終的には、Tさんの気持ち次第でしょうね。

 

コラムニスト・ひかり

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この記事を書いたライター

コラムニスト。『100 の恋』(泰文堂)で小説家デビュー。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~」、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネのOL“婚活”日記」や4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」は20~30代の女性に人気。 4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」(フジテレビドラマ「オトナ女子」バージョン)→フジテレビドラマ「オトナ女子」
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