結婚とは難しいもので、どんなに愛し合って結婚しても、毎日一緒になってみるとお互いに合わない部分が見つかって気持ちが冷めたり、けんかになったり、最悪の場合は離婚に至ることもあります。結婚してから後悔しないために、結婚前に確かめたい結婚相手選びのポイントについて紹介します。
一番重要とも言える金銭感覚
結婚生活に大きく影響を与えるのは金銭感覚です。結婚してからは家計を共有しなければなりませんよね。そして日常生活だけでなく、住宅や車の購入など、出費面で考えなければならない部分がいくつも出てきます。
そこで片方が節約家なのにもう一方が浪費家だと、いずれ破綻してしまいます。家計内のどの部分にどれくらいのお金を使えるのか、しっかり確認しておきましょう。
結婚前にお金の話はしにくいかもしれませんが、確認を怠ると離婚リスクが高まります。
毎日の家事の分担
結婚後の家事の分担についても話し合っておいた方が良いでしょう。生活には色々な変化があるので、分担は必ず守らなければならないというわけではありませんが、ある程度は決めておかないと、どちらか一方に家事の負担が偏ることになります。
家事の分担を決める際には、お互いが納得できることが一番重要です。最初は小さな違和感程度でも、結婚生活を続けていく内にストレスとなって溜まると、それが大きくなりケンカや離婚の原因になるからです。
また掃除や洗濯の仕方も同じで、小さなフラストレーションが結婚生活を破綻させるきっかけになります。そのため結婚前に相手の生活環境にも触れておいて、許容範囲に収まるかどうかを確認しましょう。
家族との関係
結婚は結婚相手だけではなく、その家族とも関係を築かなければなりません。もちろん人としての相性も重要ですし、年末年始やお盆などに集まる場合は、その負担も考える必要があります。家には家のルールがあるため、それが合わない場合もあるでしょう。
さらに、将来的な同居や世話をすることも話し合わなければなりません。ずっと先のことだからといってその部分を考えずにいると、最終的に負担を被るのは自分になるかもしれません。
結婚をしたいからといって見ないフリをするのではなく、受け入れられない部分は結婚そのものを含めて、しっかりとNOと言えることが大切です。
そして、事前にお互いの家族に会っておくことも重要です。どんな人柄なのか、家族の関係性はどうなのか、ちゃんと確認しておきましょう。結婚を決めるのはそれからにした方が後悔を防げます。
結婚前に冷静に確認を
結婚に向かって気持ちを高めることはもちろん大切ですが、その熱量にほだされてしまって確認を疎かにすると、将来的に後悔する恐れがあります。
そのため、これだけは譲れないという部分はしっかりと確認しておきましょう。聞きづらいからといって確認しないでいても、離婚リスクや負担を先送りにするだけです。