既婚者を好きになって相手に離婚してもらってから再度結婚する『略奪婚』。『略奪婚』には通常の結婚とは違うさまざまなハードルがあります。ここでは、略奪婚をする上で覚悟しなければならない3つのハードルについて紹介します。
幸せになれるとは限らない
略奪する側にとっては、略奪婚が実現できることは幸せの絶頂であると言えるかもしれません。しかし、男性側も同じ気持ちになるとは限らないものです。
夫婦生活があまり上手くいっていない家庭であれば、離婚することに対して後悔しない男性も多いですが、奥さんのことを少なからず愛している男性の場合は、略奪することによってその心を傷つけてしまう可能性があります。
そうなってしまうと略奪婚できても、男性側は未練の残る複雑な毎日を送ることになるでしょう。また、男性側に子どもがいた場合、略奪婚を通じて子どもが複雑な家庭環境を経験することになる可能性もあります。
略奪婚をして幸せに暮らす夫婦も少なくはありませんが、さまざまな問題があるため、必ずしも幸せになれるとは限らないのです。
金銭的での問題が多い
略奪婚をする際は、金銭面での問題が起きることも覚悟しておく必要があります。
まず、家庭環境が変わるので、お互いの金銭感覚を調整することが大切です。それだけでなく、略奪する相手は一度離婚することになるので、その際に財産分与によって貯金額が大きく減ることも考えられます。
略奪婚をするということは事前に不倫をしていたことにもなるので、離婚相手が慰謝料を請求する可能性も多いにあるでしょう。子供がいれば、養育費を支払う必要も出てきます。
このように、略奪婚は男性側の金銭的負担が大きくなるので、貯金額が多い男性と略奪婚をしても、結婚後に貯金がほとんど残っていないことがあります。略奪婚をする前に、結婚後の家計をどう維持するかを計画しておくことが重要です。
周囲から冷たい視線を向けられる
略奪婚をすることは、親族や周囲から良く思われないことは覚悟しておく必要があります。不倫をして離婚→間もなく再婚しているので、周囲は誠実な結婚として祝福できない心境があります。
また、男性側は元配偶者の親族からも、悪い印象を持たれるようになる可能性は高いです。周囲から冷たい視線を向けられることは、略奪婚をする上では覚悟しなければいけない点です。
略奪婚をすると不幸になる覚悟を
略奪婚は不倫の末に結婚できて幸せという話ではなく、覚悟しておかなければならない結婚後の課題やハードルが存在します。場合によっては、お互いが不幸になってしまうことも覚悟する必要があります。
好きな人と結婚するなら幸せな形で結婚したいですよね。そのためにも、不幸になる可能性がある略奪婚ではなく、既婚者ではないシングルの男性との結婚を選ぶ方が良いでしょう。