世間的に見れば不倫はいけないことですが、当事者からしたらどうしても気持ちを抑えられないと思うのでしょう。
でも、自分は不倫相手のことを本気で愛していて『結婚したい』と思っていても、相手はそう思っていない、というケースが多いということも残念ながら事実。
そんな相手と不倫関係を続けていても、いたずらに人生の大切な時間を無駄にしてしまうだけです。
じゃあどうやったら相手の気持ちを確かめられるの?不幸にならない方法はあるの?という疑問に、今回の記事で答えていきたいと思います。
そもそも不倫から結婚できる可能性ってどれくらいあるの?
皆さんが想像する通り、残念ながら不倫から結婚に至るケースというのは非常に少ないのが現実。
これは、不倫のほとんどは男性の性衝動からくるもので、真剣に結婚を考えているケースが少ないということと、周囲の非難を浴びることを覚悟で離婚、再婚するというのは非常に面倒だしハードルが高いということが原因です。
安直な表現をするなら、「運命の人」と言えるくらいにお互いが愛し合ってないと、不倫からの結婚はなかなか難しいといえるでしょう。
貴重な時間を無駄にしないためにも、あなたにとって相手が、そして相手にとってあなたが本当に運命の人なのか、それほどまでに愛しているのかをしっかりと考えてみることが大切です。
不倫相手の気持ちを確かめる方法
正直言って、これを確かめる方法は一つしかありません。
それは、相手がどれだけ「離婚」と「再婚」について具体的に考えているかどうかを観察することです。
“真剣に”ではありません、”具体的に”というところが重要です。
熱く愛を語ったり、「結婚したらこんなことをしようね」なんて話は本気で結婚を考えていなくたって誰にでもできること。
『ちょうど良い不倫相手を逃したくない!』と考えている男性なら、平気で嘘だってつくでしょう。
でも離婚や再婚に対して”具体的に”考えるというのは、本気で結婚を意識していないとできません。
「◯月までに離婚の話し合いをする」「離婚届は◯月までに出すつもりだ」「不倫を疑われないためにも、◯月までは会わないでおこう」など、期限を決めてどのように行動するのか、それを具体的に考えている場合には不倫相手も本気だと言えるでしょう。
ただし、定めた期限を超えても行動を起こさず、「色々大変だからもう少し待ってくれ」なんて言われる場合、それはあなたに対して本気でないことの何よりの証明になります。
「未来」を語る甘い言葉に騙されずに、「今」どうしようとしているのか、それを確認することです。
不倫で不幸にならないために
不倫で不幸にならないために、もしあなたが本気で不倫相手と結婚したいと考えているのなら、落ち着いて、真剣に相手と話し合う機会を必ず設けてください。
そして、「私はあなたと結婚したいと思っています。あなたはどうですか?」と聞いてください。
さらに、「結婚ができないならこの気持ちは諦めます。」ということも伝えましょう。
そうすることで初めて、相手の中に『結婚しないならこの人を失うことになる』という認識ができて、『どちらかを選択しなければいけない』と考えるようになります。
また当然ですが、不倫からの結婚にはかなりのリスクがあることも覚悟しなくてはいけません。相手の奥さんに高額の慰謝料を請求される可能性もありますし、不倫からの略奪婚をしても周りから祝福をされない可能性もあるのです。それをすべて覚悟できないのであれば、不倫をやめるべきです。
「なんとなく」が自分を不幸にする
不倫にありがちなのは、「なんとなく」関係が続いていくこと。
大切なことを話すと今の幸せが壊れてしまいそうだから、「なんとなく」で良しとしてしまうのです。
でもそんなことをしていると、相手の男性にとってあなたは『なんとなくで付き合ってくれる都合の良い人』にランクダウンしていってしまいます。
今後どうするかを早く決断する
本気で不倫相手と結婚したいと思っている男性は、さっさと離婚を決めます。
逆にだらだらと長い間不倫ができる人は、「家族」と「恋愛」の良いとこどりをしたいだけです。
そもそも、不倫には様々なリスクもあります。
ちょうど良い不倫関係に相手を慣れさせないためにも、あなたの時間を無駄にしないためにも、今後どうするのかを早く決断するべきです。
今回の記事では不倫で不幸にならないために、不倫相手の気持ちを確認する方法を解説してきましたが、これらの方法を実践する前に、”あなた自身が不倫相手に対して本気なのかどうか”も、もう一度確かめておきましょう。
時として私たち人間の思考にはバイアスがかかり、正常な判断ができなくなることがあります。
恋愛に関して言えば、二人の間にハードルが多ければ多いほど燃え上がるのです。
『不倫関係だからこんなに燃えているのでは?』と一度自分自身に聞いてみて、是非今回の記事を参考にしてみてくださいね。