男子の原体験
男子の多くは、女子とセックスしたいと思いつつも、できないまま中高生時代を過ごしてきました。エロいことを女子の前で言うと「変態!」とか「スケベ!」とかと罵倒されてきました。「ヤリたい」なんて言おうものなら「この不潔!」なんて不潔呼ばわりされて、その後一切、口をきいてもらえなかったのです。
思春期のころの体験って、わりとその人の心を支配し続けるので、多くの男子は「女子に嫌われないセックスへの誘い方」を知りたいと思いつつ、でもそういう誘い方がわからないままオトナになり今日にいたっています。
そういう男子に「セックスしたいのサイン」としてボディタッチをしても、あまり意味がない。ボディタッチされた彼は「彼女は今、おれの太ももを触ってきたけど、これをきっかけにおれが彼女に手を出してしまえば『変態!』とか『そんなつもりじゃなかったのに……』と言って泣かれたら困るな」と思っていたりします。
導かれたら死んでもいいと思えるのが男
これらすべての彼の不安が払拭されるとき、それが彼女から許可を与えられたときです。
彼女みずから、彼の手を取って「わたしのおっぱい、触っていいよ」と言ってあげるとか。あるいは「ここ、触りたかったでしょ?好きなだけ触っていいよ」と言ってあげるとか。
さらに言うなら、彼女から許可を与えらえた彼は、天にも昇る気持ちになります。彼はつねに「カラダだけが目当て」と誤解されたくないという恐怖と隣り合わせでいます。同時に「そうは言っても、おれからセックスに誘わないと『このヘタレ』と言われて嫌われてしまうかもしれない。彼女はおれより男らしいほかの男と、セックスしてしまうかもしれない」という恐怖と隣り合わせでいます。
そういう男子が「おっぱい、触ってもいいよ」と彼女に言われ、同時に彼女に握られた手をやわらかな山に導かれてごらんなさい、もう死んでもいいと思えるほどのうれしさが彼を襲うのです。
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