「人たらし」とは、人との付き合い方が上手く、場合によっては相手をコントロールしてしまえるほど、対人コミュニケーションに優れた人たちです。今回は、そんな「人たらし」がなぜモテるのか? その魅力とモテポイントについて解説します。
人たらしに悪い人は少ない
人たらしというと、場合によっては悪いイメージを持たれる名詞ではありますが、「あの人は、人たらしだから嫌い!」という意見は殆ど聞こえてきません。
誰かを人たらしと表する意見の多くは賞賛であることが多く「あの人は、人たらしだから部下を使うのが巧い」だとか、「人たらしだから、ついお願いを聞いてしまう」といった声が挙げられます。基本的に人たらしと呼ばれる人たちは、誰かに損害を与えることはなく、寧ろ上手く仲介をこなしてくれる事が多いのです。
逆に、人を騙して悪意のある動かし方をする人は「詐欺師」と呼ばれる事が殆どですので、「人たらし」と評される人は、大体の場合はその人達に好意的に見られていると言えるのです。
人たらしは相手の気持ちをベースに行動を決めている
人たらしは端的に言うなら、とても優しい人だと言えます。人たらしのテクニックの殆どは、相手の気持ちに寄り添うことで、相手が提案を飲み込みやすくしたり、自分の意見を聞いてもらうという物です。
相手に好かれるためのテクニックなので、当然相手の心地よいことを率先してやったり、時には最も助けて欲しいタイミングで、手を差し伸べてくれる事も少なくありません。自分の望みを聞いてもらうために好かれることをするのではなく、好かれることそのものが目的に近いので、真摯に尽くしてくれる事も多く、人たらしにはつい気持ちが絆されてしまうのです。
自分の気持ちを理解し、寄り添ってくれる人を嫌いになれる人は、決して多くないでしょう。
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