「マーキング」と聞くと、どのようなイメージを持っているでしょうか。動物的な表現のように感じる方も多いでしょうが、マーキングは男性の狩猟本能とも関係しているようです。ここでは、男性が好きな女性にするマーキング行動について解説していきます。
人前で見せつける行動をする
「マーキング」とは、印をつけるという意味です。男性は生まれながらに狩猟本能を持っていて、本能に逆らえず、マーキング行動を起こしてしまうことがあります。
「絶対自分のものにしたい!」と思うような女性が現れた場合、どうしても本能が抑えられず、独占欲が高まり、気持ちが溢れ出てしまいます。いつも近くに座っていたり、囲むようにして話したり、恋人なら「この人は自分のもの!」と言わんばかりに人前で過剰にボディタッチしたり、大勢の前で見せびらかすように手を繋いだり、周囲に見せつけるように腰に手をまわして歩いたりして、アピールしてしまいます。
自分でも表には出さないほうが良い行動だとわかっていても、本能には逆らえず、ついつい好きな女性だけにしてしまう行動なのです。
お揃いの物を贈る
わかりやすいマーキングと言えば、既婚者のしるしである「結婚指輪・婚約指輪」でしょう。それを既婚者でもないのに、同じものを身につけさせるという行動は、強い独占欲のあらわれであり、かなりわかりやすいマーキング行動です。
ペアウォッチやペアアクセサリーを贈ったり、お揃いのお守りを贈ったり、男性なら好きな人に一度はしてしまう行動のようです。一昔前には、カップルがプロミスリングを付け合うというブームがありました。
これらの行動は、さりげなく周囲の人々に対し「この人は自分のものだから、手を出さないように!」と、マークを付けて、好きな人を独り占めしたい!アピールをしているということです。
他の人とは違う、自分だけの呼び方をする
みんなが「〇〇ちゃん」と呼ぶ中、「○○ぴょん」とか「○○りん」というように、ほかの人と違う呼び方をする男性っていませんか?呼ばれる女性からするとかわいらしい行動だと感じるでしょう。
まさか好意を寄せられているなんて気付きもしないと思いますが、これは実は男性が好きな女性にだけしてしまう、本能的なマーキング行動の一つです。
周囲にさりげなく、「自分だけ特別だ!」というアピールをしているのです。
マーキングは男性の狩猟本能
表に出さないようにしていても、隠しきれないのが本能です。男性のマーキングは狩猟本能から起こり、女性よりもはるかに強いことがわかります。
ただ、過剰なマーキング行動で歪んだ方向に行ってしまい、ストーカー行為などを起こすということもあるので、理性と本能をバランスよく保てているかを見極めることが大切です。