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2021年03月08日更新

子どもをもうけたくない私・もうけたい彼・・・結婚しても大丈夫でしょうか?【ひとみしょうのお悩み解決】

ひとみしょうのお悩み解決

“【お便り募集】文筆家ひとみしょう お悩み解決” に送っていただいたお便りの中から、お悩みをひとつピックアップしてひとみしょうさんがお答えします。

「みつきさん33歳」のお悩み

子どもをもうけたくない私・もうけたい彼・・・結婚しても大丈夫でしょうか?【ひとみしょうのお悩み解決】

付き合って6年になる彼氏(同い年)がいます。

彼は結婚したいと言ってくれていて、私も結婚するなら彼と、と思っています。

彼は子どもが好きで、結婚したら子どもが欲しいと言っています。私も子どもは好きですが、自分の子どもを産んで育てる気はありません。

彼との時間や仕事を大事にしたいと思っています。

子どものことは今までにも彼と話していて、その上で結婚の話もしています。

彼はそのうち私の考えが変わることを期待しているように見えますが、私の考えは多分変わらないです。

このまま彼と結婚していいのか、悩んでいます。

〜ひとみしょうのお悩み解決コラム〜

2つのことについて、ぼくなりの考えを述べたいと思います。

1つは、自分の考えというものは、ある日突然、まったく予期していなかった方向に変化するということ。

2つ目は、子ども一般のことを考えるのか、「子ども」のことを考えるのか?ということです。

考えが変わらない人なんていない 

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みつきさんに限らず、今の人って、自分の考え方はこの先ずっと変わらないと思い込んでいるように見えます。

たとえば「わたしは**という人間だから」と、自分でさらっと言い切ってしまう人っていますよね?「わたしは仕事の飲み会には参加しない人間だから」とか「わたしは自己肯定感が低いので」とかと言う人。

そういう人って、おい、マジかよ?と、ぼくは思います。

人間の考え方なんて、ちょっとしたことですぐに変わるんです。

たとえば、35歳まで派遣社員としてはたらいていた女性が、ある日「やっぱ高校の先生になりたい」と思って、5年後、実際にそうなったとか。社会人向けの通信制大学って、そういう人わりと多いんです。55歳(!)で早期退職して学校の先生になった人とか。

そういう人って、なにかずっと思い詰めていたことがあって、それがある日突然爆発した、ということでもないんですよ。ごくふつう働いて、ごくふつうに飲みに行って、ごくふつうに家に帰ってお母さんしてる、みたいな、ホントふつうの人なんです。

 

わたしの人生設計はこうです、というのは、それは「今の時点ではそう」なだけであって、先のことなんて誰にもわからないですよ。

とくに、子どものことでいえば、これからみつきさんのまわりには、子を持つ女性がどんどん増えるはずです。そのとき、友だちの子どもを見て激しく嫉妬するわたし……なんて、今は「絶対に」想像ができないと思います。でも、実際に嫉妬する女性っているんですよ。

なので、今のところ、子をもうけたいとはまったく思わないけど、でもまあ、彼と結婚しようかな、という「ラフな」考え方でいいと思います。

ちなみに、彼に対する気持ちだって、(失礼ながら、というか一般論として言っても)いつまでもつかわからないですよ。結婚したとたん離婚する人だって世の中にはいるのだから。

子どものことか「子ども」のことか? 

子どもをもうけたくない私・もうけたい彼・・・結婚しても大丈夫でしょうか?【ひとみしょうのお悩み解決】

子どものことって、じつは2通りの考えを、みなさんごちゃごちゃにしています。

1つは「子ども一般」のこと、つまり「わたしの子」のことではなくて「子どもというもの」をもうけるか、もうけないか、という話。

もう1つは、私の子、つまり「この」子の話。

この2つは、まったく別の話です。

 

今、みつきさんは「一般論としての子ども」のことを考えていますね。当然です。まだ「我が子」をお産みになっていないのだから。

それが、お子さんがお生まれになった途端、みつきさんは「自分の子」つまり「この」子のことを考えるようになります。

今、みつきさんは「子ども全般としての子はべつにいらない」と思っています。それはそれでいいと思います。というか、いいも悪いもないです。みつきさんはそういう考え方をする人だ、ということです。

で、彼は子をもうけたいと思っています。こちらもいいも悪いもないです。そういう考えの持ち主なのだ、というだけのことです。

 

次の段階として、なにかの加減でお子さんができてしまった、ということが考えられますね。仮定の話として。

そのとき、みつきさんも彼も、今とはまったく別な考え方になるはずです。「子ども一般」のことなんて考えている余裕がなくなります。「この」子をどうするのか、という切実な考えになります。今切実じゃない、ということではないですよ。今とはまるでステージがちがうところに「放り出される」のです(これが人生の大マジックなのです)。

 

もう1つの可能性として、ずっとお子さんをつくらない(あるいは、できない)、という状況が考えられますね。

そのときは、先に書いた通り、まわりでお子さんを持つ人が増えているのだから、当然、みつきさんも彼も、今とは別な考え方をしているはずです。「子ども一般」に対する考えが、もっと「こなれた」ものになっているはずです。

 

人は絶えず変化しています。「わたしはこういう人間だから」と思って(耳をふさいで)も、変化し続けています。

その変化の音に、よく耳を澄ますことです。物理的な耳ではなく、心の耳、つまり心耳(しんじ)を澄ませることです。

そうすることで、人生どうにかなります。みなさんそうやって、どうにか生き延びているので大丈夫です。問題ありません。

お互いがんばっていきましょう!(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

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この記事を書いたライター

〜文筆家〜webに恋愛コラムを6000記事以上(ギネス級!)寄稿したweb恋愛コラムの第一人者。獲得PVもたぶんギネス級。コラムの受賞歴多数(小学館『Menjoy!』編集部より)。著書数冊(すべて電子書籍)。哲学者キルケゴールの「不安」や「寂しさ」を20〜30代女性に向けて極限までわかりやすくかみ砕いた「恋愛と人生」の指南書、『自分を愛する方法』を2020年8月中旬発売 FB Twitter
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