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2021年03月26日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百五十四回目。

それでも恋がしたいんだ!/西山繭子

 

少し前にジェニファー・ロペスとアレックス・ロドリゲスが破局したというニュースが流れました。バイデン大統領の就任式の中継を見ていた時、オバマ元大統領のそばに立つ屈強な男を見て「このオバマのSP、Aロッドにそっくりだなあ」と思っていたらAロッドだったのが最近のことだったので、少々驚きました。世界を代表するパワフル・カップル。破局の真偽はわかりませんが、Aロッドと別れたらもう釣り合う人がドウェイン・ジョンソンぐらいしかいないのではと勝手な心配をしてしまいます。

 

その話を姉にしたところ「登場人物でわかるのがバイデンとオバマしかいない。そのAロッドという人がマスクをしていてもわかる繭ちゃんがすごい」と言われました。そりゃあマスクをしていようが、あのオーラは隠せない。そして屈強な男のスーツ姿は本当にさまになる!私はわかりやすく男性のスーツ姿に弱いです。6割増しぐらいに見えてしまいます。これは自己分析しますと幼い頃からスーツの男性に縁遠かったためと思われます。

 

まず我が家にはそもそも父親がおりませんので、箪笥にスーツがかかっているということもありませんでした。そして最も近しい大人の男性である叔父たちは材木屋と銃砲火薬店。スーツを着ているのなんて冠婚葬祭でしか見たことがありません。はたまた仲良しだった近所のお友だちのお父さんは魚河岸で働いていたり、研究者だったりして学校が終わって遊びに行くと「大人なのに子どもより早く家に帰っている!」という驚くべき存在でした。恋をするようになってからもスーツで仕事をする人とお付き合いしたのは一度きりで、しかも数ヵ月という短期間。ことごとくスーツ&ネクタイから縁遠い人生なのです。

 

それだけにスーツにはそんじょそこらのサラリーマンよりも思い入れがあるため、その審美眼もなかなかのものと自負しております。電車に乗っていて「ああ、惜しい!」「ああ、もったいない!」と思うことがしばしば。サイズが合っていない、細身にもほどがある、見るからにペラッペラ。これに付随してシャツ、ネクタイ、靴となると、もう気になるところは無限大。この前は鬼滅の刃の市松模様のネクタイをしているおじさんがいて正気の沙汰じゃないと思いました。残念ながらこれぞ完璧!というスーツ姿の男性は、なかなか見かけません。まあそもそもそんな男性は普段電車に乗らないのかもしれませんね。ちなみにいつ見ても完璧!と思うのは麻生太郎氏であります。

 

そんな中、つい先日男の子たちのなりたい職業の1位が『会社員』というニュースを見ました。何でもコロナ禍によるテレワークで、働く父親の姿を間近に見たことが理由の一つのようです。2位の『ユーチューバー』に比べてとても素敵なことだと思いました。しかし、私の甥っ子たちはまったくそう思っていないようです。なぜなら最近姉から「旦那、テレワーク中でーす」というメールとともに送られてきた写真には、ジャケット、シャツ、ネクタイでバシッと決めてハーフパンツをはいている義兄の姿が。近くにいる唯一のスーツ族であった義兄までもがこの状態。ああ、素敵なスーツ姿の男性とデートできるのはいつになるのでしょう。


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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