カップルにおける責任問題
それもそのはず。責任って、結局は契約がベースになっているから、そう思ってしまうのです。
保険の契約とか、契約社会における契約みたいに、なんの情緒もない「言った言わない」を避けるための、あの無機質な世界……。
恋愛がそんなんじゃ嫌だと思いますよね。
ではどうすればいいのか?
ある程度は「自分も良くなかったのだ」と思うしかありません。
彼氏がうっかり冷蔵庫のプリンを食べてしまったのは、わたしがプリンに名前を書かなかったからだ、彼氏も愚かだけど、わたしも良くなかったのだ、と思うしかないでしょう。
というようなことを突き詰めていくと、カップルにおける責任って「半々」なのであり、どっちも良いし、どっちも良くないのです。(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)
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