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2021年04月27日更新

彼が無職になりました【ひかりの恋愛相談室】

ひかりの恋愛相談室

「ひかりの恋愛相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」”の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。

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人生には色々なことがあるもの。自分だけではなく、大切にしている相手にトラブルが起こってしまったとき、自分の“愛の質”が問われるものなのかもしれません。今回は、彼氏が無職になってしまった女性からのお悩み相談です。

Mさん・32歳

彼が無職になりました【ひかりの恋愛相談室】

1年付き合っている同じ年齢の彼氏がいます。結婚も考えているのですが、先日、彼が会社の契約を切られてしまい、無職になってしまいました。

私も派遣社員なので、不安定な経済状況のため、彼と今後、結婚してもいいのか、迷っています。どう思いますか?

Mさんへの回答

彼が無職になりました【ひかりの恋愛相談室】3

結婚しようと思っていた男性が無職になってしまったら、不安になる気持ちはわからなくはありません。

仮に彼が正社員であったとしても、今後、新型コロナウィルスによる影響もあり、会社が倒産したり、リストラされたりすることはあるでしょうしね。

また、倒産、リストラ、派遣切りだけでなく、病気によって働けなくなることだってあります。だから、これは、「誰にでも起こり得ること」だと言えるでしょう。

 

この場合、Mさんが彼に対して、「結婚する相手=家族」として見ているのか、単なる「恋人=他人」として見ているのか、でも、随分、違ってきます。

当たり前ですが、もし家族が無職になったり、病気になったりしたときには、多くの人が「助けたい」と思うもの。「自分の負担になるから」とか「今後の自分の幸せの障害になるから」といった理由で別れようとは思わないはず。

 

逆に、単に「一緒にいて楽しい相手を求めている」「結婚したら、生活が楽になれる相手を探している」場合は、「結婚相手はこの人ではない」と思うものでしょう。

だから、「Mさんがどれだけ彼のことを本当に愛しているのか」によっても、随分変わってくると思います。

 

もちろん現実的に、2人では食べていけないのであれば、難しいことはあります。結婚は、「生活」ですしね。ただ、仕事は選ばなければ何かしらあるものですし、よほど贅沢をしなければ、生活はできるもの。なかには、「2人で移住支援を利用して、仕事付きで田舎暮らしをする」という選択肢だってありますしね。

とはいえ、子供ができたときは、さらに経済的な負担があるので、結婚したとしても、「子供を産むタイミング」は考えたほうがいいかもしれません。

 

だから、Mさん自身が「結婚に一番何を求めているのか」なんですよね。「愛する人と一緒に人生を歩むこと」なのか、「経済的に余裕のある生活」なのか、「子供を育てること」なのか。

“夫に食べさせてもらう時代”ではなくなっている 

彼が無職になりました【ひかりの恋愛相談室】2

現代は、「妻は夫に食べさせてもらうは当然」という時代ではなくなってきています。逆を言えば、「妻が夫を食べさせてもいい」わけです。

だから、彼の仕事が不安定であるなら、「自分が安定した仕事に就く」という選択肢だって、なくはありません。

つまり、「彼が無職になった→結婚しても、食べさせてもらえない→結婚相手にふさわしくない」という発想は、だんだん時代遅れになりつつあるのです。

 

もちろん“出会って間もない無職の男性”と付き合うのは、勇気がいりますが(苦笑)、付き合っている間に相手が無職になってしまって、「自分のパートナーは彼しかいない」と思えるほどの愛情を抱いているのであれば、“2人の問題”として、今後、どうしていくのかを考えていくことは大切ですしね(とはいえ、男性の場合は、恋人に心配をかけたくないから、自分だけの問題として、1人で解決したがることもあります。そのときは、見守るほうがいいと思います)。

 

今回は、Mさん自身、神様からのテストを与えられているところもあるかもしれません。それは、「彼と結婚しても幸せになれる女性なのかどうか」のテストです。彼にトラブルが起こったときに、「もう一緒にいられない!」と思うくらいの愛情しかなければ、結婚してもうまくいかないでしょう。

それは、今後、どんなに条件のいい相手と結婚したとしても、厳しいかもしれません。“順風満帆でしかない人”なんて、皆無ですしね。

 

とはいえ、人それぞれできることには限度があるので、「彼のことを好きだけど、彼の生活までは支えられない」というのは、悪いことではありません。その場合は、彼の仕事が落ち着くまでは、結婚しないでいたほうがいいですしね。

ただ、そのときは、「Mさん自身が、結婚のタイミングをどこまで伸ばせるのか」という問題も出てきます。女性は子供が産める年齢にはリミットがあるので、子供が欲しいのであれば、なるべく早めに結婚したほうがいいこともありますしね。

 

人それぞれに、“人生において、叶えたい夢”はあるので、「(結婚相手は彼でなくてもいいから)、私は結婚して、可愛い子供を育てる夢を叶えたいんだ」というのであれば、彼とは別れ、結婚に適した相手を探すという生き方もなくはありません。これは、「彼への愛情」うんぬんとは、また違う、「人生の夢」の話ですしね。

ただ、いくら「夢だから」とはいっても、好きでもない人と結婚した場合は、幸せになれないことも少なくないし、場合によっては子供ができないこともあるので、「そうなったとしても一緒にいたい」と思えるほどの相手にしたほうがいいですけどね。

 

だから、今回は、Mさんが「どれだけ“唯一無二”と思えるくらいに彼のことを愛しているのか」「どれだけ結婚したいのか(子供が欲しいのか)」によっても、選択するものは変わってくると思います。

自分が「どうしたいのか」「何を大切にしているのか」を、自分の心に正直になってきちんと考えて、自分なりの答えを出してみてはいかがでしょうか。

 

コラムニスト・ひかり

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この記事を書いたライター

コラムニスト。『100 の恋』(泰文堂)で小説家デビュー。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~」、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネの“子供おばさん”日記」や4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」は20~30代の女性に人気。
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