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2021年05月25日更新

ヴィーガンの人は、婚活に不利でしょうか?【ひかりの恋愛相談室】

ひかりの恋愛相談室

「ひかりの恋愛相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」”の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。

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最近は、お肉や魚などを食べないヴィーガンの人が増えてきました。ヴィーガンとは、「可能な限り食べ物・衣服・その他の目的のために動物の搾取を取り入れないようにする生き方」のこと。

ただ、婚活をするにおいては、その生き方によって、結婚相手が見つけにくい状況になることもあるようです。

Tさん・31歳

ヴィーガンの人は、婚活に不利でしょうか?【ひかりの恋愛相談室】1

現在、婚活をしています。でも、2、3回デートはしても、その後、関係が発展しないことが増えてきました。というのも、私は、ヴィーガンなので、お食事デートをする場合、行けるお店や食べられる料理が限られてしまうからです。相手がお肉を食べる分には構わないのですが、私は食べたくありません。

私は、ある食肉をテーマにしたドキュメント映画を観てから、自分でも食について調べ、ヴィーガンになることを決めました。そのことに後悔はないのですが、結婚するとなると、色々と難しいことがあることを感じています。ヴィーガンだと、婚活には不利なのでしょうか?

Tさんへの回答

難しい問題ですよね。相手がお肉を食べることが好きで、また食事をパートナーと共に楽しむような結婚生活を望んでいる場合は、相手がヴィーガンだと、「一緒に楽しめないことや自分が我慢しなくてはいけないことが増えてしまう」と考えてしまうところはあるでしょうね。

Tさんも、「相手が食べている分にはいい」とはいっても、いざ結婚をして、相手のために料理を作るときでも、お肉はもちろんのこと、魚や卵、乳製品などを使いたくないでしょうしね。

 

だから、そういうハードルはあっても、「自分のパートナーはTさんがいい」と思えるほどの関係性になることが重要となりますが、それは、2、3回デートをするくらいでは難しいところもあるでしょう。

大人になるとデートで食事を楽しむことが多いので、まだお互いのことをきちんと理解しているわけではないときに、価値観の不一致を感じてしまい、「相手はこの人ではない」と思ってしまうところはあるかもしれません。

 

ヴィーガンは、単に食べ物の好き嫌いではなく、「動物を苦しめたくない」という意志の表れなので、まさに価値観の話なんですよね。

価値観が合わない人と一緒にいて、うまくやっていけるかどうかは、やはり、それ以外のところで「お互いにパートナーはこの人がいい」と思える何かがあるのかによって、変わってくるでしょう。

ただ、正直言うと、共に生活する相手とは、「食の相性」というのは侮れません。もし相手が、別居婚を望むような人だったり、食にあまり興味がない人だったりするのであれば、うまくいくことはあると思いますが、そういう人は、そう多くはないでしょう。

ヴィーガンかどうかよりも、大きな問題があることも 

ヴィーガンの人は、婚活に不利でしょうか?【ひかりの恋愛相談室】2

実は、私自身も、ヴィーガンというほどではないのですが、最近はお肉は極力、食べないようにしています。それまでは肉料理大好き人間だったのですが、1年ほど前にセキセイインコを飼い始めたら、たった20センチくらいの小さな生き物でも、愛情豊かに意思疎通をとってきて、“ハートのある存在”だと分かってしまってから、私にとってハートがあると感じられる生き物(牛、豚、鶏、ウサギ、羊、鴨など)は、食べたくなくなってしまいました。味自体は好きなんですけどね。

 

だからといって、今、この記事を読んでいる人たちに、肉食を止めているわけではありません。これは、自分で現実を理解し、どうするのかを決めたほうがいいことです。

ただ、もし「みんなが食べているから、食べてもいいんだ」「子供のころから食べているから、いいものなんだ」と、自分の意志、思考を働かせないで、ただただお肉を食べている人は、これを機会に一度、“自分が食べているものの現実”はきちんと見てみることは大切です。もちろん、それを理解した上でも、お肉を食べたい場合は、食べればいいでしょうし。

 

おそらくTさんが観たであろう食肉をテーマにした映画と同じものを、私も拝見しています。この映画は、こんな言葉から始まります。「生産地と消費者の間にはカーテンが引かれている。食品業界は真実を隠したいんだ。知ると食欲が失せるから」と。

結局、食に限らず、衣類でも、医薬品でも、私たちは、目の前にあるもの(売り場にある食べ物、洋服のほか、医者から出される薬など)だけを見ていることが少なくないもの。「その目の前にあるものが、どのような過程によって作られているのか」「自分の手元に届くまでの背景」まで想像できるかどうか、というのは、重要なことです。極端なことを言ってしまえば、そうすることで、「自分の身を、そして自分以外の存在を守れることもある」ということです。

 

つまり、Tさんの件でいうと、単に「食の好みの話」だけであれば、どうにかなることもあるかもしれません。でも、「ヴィーガンがどうか」の違いだけでなく、「目の前にあるものの背景を想像し、自分でも調べ、考える人」と「目の前のことだけしか見ない受け身の人」とでは、人生において選ぶものは随分、変わってくる可能性は高いでしょう。

それは、「食の好みの不一致以上に大きな問題」だと思うのです。それによって、お互いの人生の進む道が変わってしまうことだってあるからです。

 

例えば、現在のコロナ禍においても、「自然と目に入るテレビや新聞などの情報だけを信じている人」と「自分でも情報を調べ、考えている人」とでは、行動は変わってきています。現実的に、その価値観の不一致により、「もう、一緒には暮らせない」と思っている夫婦だって少なからずいるのです。

 

だから、Tさんが“ずっと共に生きていきたいと思える人生のパートナー”を探しているのであれば、同じくヴィーガンの人(もしくは、ヴィーガンであることを理解し、受け止めてくれる人)を選んだほうがいいような気がします。

もし、婚活サイトを使っているのであれば、プロフィールに「ヴィーガンである」ことを書いたほうが、知り合う人は絞られてはしまいますが、より価値観の合う人と出会えることもあるでしょう。

 

「食の好みの違い」であればまだしも、生き方の価値観が合わない相手とは、結婚してもうまくいきにくいもの。だからこそ、“自分に合う人”を探したほうがいいと思いますよ。

 

コラムニスト・ひかり

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この記事を書いたライター

コラムニスト。『100 の恋』(泰文堂)で小説家デビュー。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~」、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネの“子供おばさん”日記」や4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」は20~30代の女性に人気。
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