コロナ禍において、自主的に外出を控えるようになったり、第三者に外出を制限されたりしているうちに、彼氏と会う頻度が減って、なんとなく淋しい思いをしている人もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、彼氏との絆とはなにか?について、一緒に見ていきたいと思います。
ところで絆ってなんでしょうか?
3.11の震災後くらいから、絆という言葉をよく耳にするようになりました。
「うちの会社は社長と社員がかたい絆で結ばれています(それは懐の深い社長のおかげです!)」といった感じで、聞いていてちょっと気持ち悪い使い方をする人も出てきました。
で、彼氏との絆について。
彼氏とかたい絆で結ばれていたら、コロナ禍であってもラブホに行く?まあ、そうかもしれませんね。ラブホはひと部屋の定員が原則2名らしいので、それでコロナに罹患したらふたりの責任ですから、つまり自己責任ですから、ラブホに行く人は行くのかもしれませんね。あの密室に!
ところで絆ってなんでしょうか?
ふたりが信頼しあっているということが「手に取るように」感じられる関係のこと?
であるなら、やっぱり、コロナ禍において会ってくれない彼氏とは絆で結ばれていないと解するべき?
絆って、たとえば友だちと同じです。こちらが「あの子とは友だち」と思えば、それで友だちだということでしょう?相手にいちいち「わたしとあなたは友だちですか?」なんて確認しないでしょう?相手があなたのことをどう思っていようと、自分が相手のことを友だちと思えば友だち。それが友だちですよね?
絆も同じです。あなたと彼氏とが「目に見えない」関係という糸で結ばれていると「あなたが」感じたなら、それがあなたにとっての「彼氏との絆」なのです。
心の耳と書いて心耳(しんじ)と読みます
それでは不安、と思う人もいるでしょう。
彼氏に愛されている証のようなものを見ないと彼氏と絆で結ばれていると言えないと……。
絆はどこまでいっても目には見えません。なぜならそれは関係のことだからです。あなたとわたしの関係は、目には見えないですよね?
あるいは、映画や小説は、たいてい、冒頭のなんらかの出来事と、エンディングとが関係しあっていますが、その関係って目に見えないですよね?「読解」しない限り、見えてこないですよね?(そう!読解って、文章と文章(段落と段落)の関係を読み解くことなのです!)
絆もそれとまったくおなじです。
その目に見えないものを心耳で聴くことによって、おのずから明るみに出るもの。それが絆なのです。
心耳、すなわち、心の耳で「聴く」。そうすることによってはじめて、あなたと彼氏との関係が見えてきます。それが強固に結ばれている時、ふたりはかたい絆で結ばれていると言えるのです。
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