不倫とは、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことです。実際には同性と肉体関係を持つケースもありますが、現在の法律では同性との不倫は想定されていません。
また、肉体関係がなく、恋愛感情だけの関係は(法律的には)不倫だとは想定されていません。今回はそんな法律上は不倫と認められにくい、プラトニックな不倫の実態を紹介していきます。
<目次>
プラトニック不倫は、心だけのつながり?
肉体関係を伴う不倫であれば、慰謝料請求(相場は50万〜300万円)の対象になります。また、離婚の理由にもなります。では、プラトニックな不倫の場合はどうでしょうか?
通常、法廷で通用する不倫の証拠とは、肉体関係を証明する証拠です。たとえば、ラブホテルや不倫相手の自宅への出入り写真などが証拠とみなされます。肉体関係がない場合、こういった証拠写真をとることはできないため、不倫を立証することが難しいです。
では、プラトニックな不倫は、いつも美しい心だけのつながり、というだけの関係で済むものなのでしょうか?
プラトニック不倫の末路
今回は、プラトニック不倫経験者に、肉体関係のない不倫の末路を語っていただきました。
プラトニック不倫の末路(1) プラトニックは最初だけ?
私が課長と不倫をし始めたのは、新しい部署に配属されてすぐのことでした。仕事帰りにふたりで飲みに行くようになり、課長から告白されたんです。私も課長が好きでした。でも、妻との離婚が成立するまでは、肉体関係を持ったら君に迷惑がかかるから、という理由でプラトニックな関係を持つことになりました。ただ、プラトニックだったのは最初の一年だけでした。やっぱりふたりとも気持ちが抑えられなくなり、結局はセックスしてしまったんです。付き合い始めて2年ですが、未だに課長の離婚は成立していません。プラトニックだからいいか、と始めた関係でしたが、結局は普通の不倫になってしまって後悔しています。(20代 女性)
プラトニック不倫の末路(2) 彼女が妊娠してショック
元カノとダブル不倫をしていました。といっても肉体関係はありません。普通にお互い好きで、恋愛感情もあるよね、と言っていたし、お互いのことをふざけて彼氏彼女なんて呼び合ったりもします。そんな関係が5年続いた後、彼女が妊娠したんです。旦那さんとはセックスしていないって言っていたのでショックでした。彼女の妊娠後、僕たちの関係は自然消滅しました。本格的な不倫ができなかったのは、やっぱりなんだかんだでお互いの家庭が大切だったからなんだろうな、と思います。(30代 男性)
プラトニック不倫の末路(3) 美しい思い出に
元カレとプラトニックなダブル不倫をしていました。関係は3年ほど続き、彼の転勤で終わりを告げました。彼と最後に会った日、ふたりで「来世は一緒になろうね」と言って泣きました。周りから見たら、イタイ関係かもしれません。でも、彼とのことは私にとって最高の思い出だし、彼のことを思い出すと今でも優しい気持ちになれるんです。
|
|
【この記事も読まれています】