コロナ禍において、彼氏となかなか会えない人もいるかと思います。会えなくて淋しい……どうしよう……。
どうすればいいのかについて、今回は一緒に見ていきたいと思います。
ちょっと立ち止まってもいいのかもしれない
コロナ禍がわたしたちにもたらしたものは淋しさです。彼氏と会えない、友だちとも会えない、在宅勤務になって会社の仲のいい子とも会えない。淋しい。
しかし、それを反対から見たとき、コロナ禍はわたしたちに「ひとりで過ごす時間の豊かさ」を教えてくれた、とも言えます。
コロナ禍以前の社会において、わたしたちは「ひとりでいてはいけない」と、暗に言われ続けてきました。
彼氏がいないと「恋活しなさい」と、暗に言われてきました。ひとりで弁当を食べていると淋しい人と思われるのが嫌で、無理にでも誰かと連れだって食事をとっていました。
そのようなわたしたちに、コロナ禍は言います。「ひとりでいてもいいのだよ」と――。
そう!わたしたちはひとりでいてもいいのです。
ひとりの時間
小学校から、いや、幼稚園から、「誰かと一緒にいること」が「いいこと」とされてきました。ひとりで教室の隅っこで本を読んでいると「どうしたの?誰かにいじめられているの?」と言われました。周囲の子に「あの子、淋しそう。声かけるのやめとこ」と思われてきました。
二十歳になると「彼氏いないの?なんかあったの?」と言われてきました。就職しないでひとりでなにかをやると言うと親が大反対し……けっしてひとりでいさせてもらえませんでした。
で、コロナ禍!
おひとりさまを世間の誰もがおおいに推奨してくれています。
ひとり飲み?OK!
ひとりで本を読む?OK!
ひとりで散歩する?OK!
すなわち、わたしたちはコロナ禍によって、やっと(生まれてはじめて)ひとりの時間を、誰に気兼ねすることなく持てるようになったのです!
思えば、これでふつうですよね?
行きたくもない会社の飲み会に強制参加させられ、誰かの残業に付き合い、友だちと呼びたくない人と一緒に帰り……というようなコロナ禍以前の社会がおかしかったのです。
話が脱線しますが、男性で、毎晩居酒屋で飲んでいる人、いましたよね?そういうのも「おかしい」のです。居酒屋で食べるものはありふれたものですが、それはつい40年ほど前までは「ごちそう」と呼ばれていましたからね。鶏のから揚げとサバの刺身、お新香、プラスお酒。これらは「ごちそう」なわけです。そのごちそうを毎晩食するのは異常なのです。
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