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2021年06月22日更新

“高嶺の花”の人を好きになってしまいました【ひかりの恋愛相談室】

ひかりの恋愛相談室

「ひかりの恋愛相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」”の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。

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人を好きになることは素敵なことです。でも、「こんなに好きなのだから、自分のものにしたい」と思うと、苦しみが始まることも。今回は、遠い存在の人を好きになった女性からのお悩み相談です。

Yさん・30歳

”高嶺の花”の人を好きになってしまいました【ひかりの恋愛相談室】1

現在、飲食店でアルバイトをしています。一時期ファンだったスポーツ選手が、たまたまそのお店の常連客で、ある日、彼女と来店していました。店長とその方が仲良しなので、帰り際にサインをもらうことができました。

その方がSNSをやっているので、お礼のメッセージを送ったら、予想外にもお返事がきたんです。それがきっかけで、私はその方のことを本気で好きになってしまいました。

「どうして、彼女がいる遠い存在の人を好きになってしまうんだろう」と自分でも思うのですが、夢にまで出てきて辛いです。どうしたらいいのでしょうか?

Yさんへの回答

なかには、お店の店員さんと結婚した芸能人もいますが、今回のケースで言えば、相手は、「自分のSNSに、よく行くお店の店員さんからサインのお礼が来たから、お返事をした」というだけのことなんだと思います。そこには、残念ながら、Yさんに対する恋愛感情はない可能性のほうが高いでしょう。

逆に、その状況で返事をしない可能性のほうが低いもの。お気に入りのお店に行きづらくなってしまいますしね。

もしその人が、本気でYさんを口説く気があれば、そのあとも連絡してくるはず。それがないということは、「脈があるから返事が来たわけではない」と考えたほうがいいでしょう。

 

もちろんスポーツ選手にしても、芸能人にしても、魅力がある人が多いので、間近で接したら好きになってしまうことはあるでしょう。だったら、「ただただ好きでいること」を学んでみてはいかがでしょうか?

“本当の愛情”を抱ける人になるには? 

”高嶺の花”の人を好きになってしまいました【ひかりの恋愛相談室】2

「相手を自分のものにしたい。そうでなければ意味がない」という愛情は、自己愛です。そうでなく、「相手が自分のものにならなくても、幸せでいてくれたらいい」と思えるような、見返りを求めない“本当の愛”を抱けるようになったら、そこまで辛いという気持ちはなくなるでしょう。

もちろん、彼が彼女と来店をしてきたら、やきもちを妬いてしまうこともあるかもしれませんが、本当に相手の幸せを思うのであれば、その“彼女がいる彼”をまるごと好きになればいいのです。

 

恋愛に限らずですが、「自分が欲しいものを手に入れないと気が済まない」という気持ちは、上手に消化していけるようにならないと、生きづらいもの。

「手に入らないものもあること」を理解した上で、それでも好きなのであれば、「手に入れないまま好きでい続ける」ことを目指したほうがいいのです。

 

そして、「手に入れないまま好きでい続ける」ことができるようになるためには、「自分の欲望のコントロール」ができるようになることが大切です。

自分の欲望の赴くままに生きて、全て思い通りになって幸せになる人は稀です。大概は、自分の中の膨れ上がる欲望に飲み込まれ、破滅していきますしね。

ちょっと話はズレますが、大人になって、人生の道を外してしまう人は、大概、自分の欲望と上手に付き合えないことが少なくありません。例えば、結婚しているのに、不倫をしてしまい、大切な家庭を壊してしまったり、お酒に溺れて大きな失敗をしてしまったり、お金が欲しくて横領に手を染めてしまったり…。

 

だから、自分の欲望のコントロールは、大人としてできたほうがいいもの。それができないと、人のものでも欲しければとるようになってしまうし、エスカレートしたら犯罪に手を染めてしまうことだってあり得ます。なによりも、いい大人が、「欲望が抑えられなくて辛い」なんてことは、さすがに言っていられません。

「愛情」と「所有欲」は違う! 

もう1つ違う切り口で説明をすると、今回、Yさんが理解したほうがいいことは、「相手への愛情」と「所有欲」はイコールではない、ということです。そして、今回、Yさんがコントロールしたほうがいいのは、「所有欲」のほうです。

 

「好きだから、相手を自分のものにしたい」と思うのは当たり前ではないのです。好きでも、自分のものにならない相手であれば、所有欲は抑えないといけないもの。

逆を言えば、“自分のものにできる可能性が高いもの”に対して、所有欲を持つようにしたほうがいいのです。

大人になると、その所有欲をコントロールできるようになるから、芸能人に対してファンとして応援することはあっても、「自分のものにしたい」と思う人は少なくなってくると言えますしね。

 

さらに言うと、たとえ今回のように相手が有名人でなくても、大人になったら、「片思いは辛い。苦しい。どうしよう」なんて言っていられないもの。どうしてこんなに辛い気持ちになっているのか、きちんとその原因と向き合うことが大切です。

それは、単に「彼と付き合えないから苦しい」なんて、単純な結論で終わることではなく、「自分の所有欲が強くなりすぎているから(コントロールできていないから)、苦しんでいるんだ」ということを、きちんと認識をする必要があるのです。

 

今回紹介した、“本当の愛”を学ぶことと、欲望(所有欲)をコントロールすることは、今後、身近な男性と恋愛をするチャンスが訪れた時にも、役立つはず。だから、これを機会に、しっかり学んでみてはいかがでしょうか?

 

コラムニスト・ひかり

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この記事を書いたライター

コラムニスト。『100 の恋』(泰文堂)で小説家デビュー。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~」、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネの“子供おばさん”日記」や4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」は20~30代の女性に人気。
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