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【女子のばんそうこう】コロナになって分かった「いざという時の男」【前篇】

女子のばんそうこう

 

ごぶさたしてしまいましたこんにちは!

実は私、先月コロナ陽性になってしまいまして…。1週間ほどホテル隔離されておりました。幸い軽症だったので今は(嗅覚以外は)元気になってます!その時の体験については個人ブログで延々と書き散らしていますので、このコラムをスクロールして下の方にあらわれる私のプロフィールから飛ぶか、「フーテンひぐらし」で検索してみて下さい。

 

今回書きたいのは、ホテル隔離前のこと。

36℃台後半〜38℃近くまで。決して高熱とはいえないまでも下がってはまた上がりを繰り返し、毎日違う不調が順番にあらわれる。風邪やインフルエンザとは根本的に違う「先の読めなさ」と「自分も突然重症化してしまうのでは」という恐怖心とで自宅での数日間は心身がかなりやられてた。夫は元気だったので色々と買い出しを頼んだ。以前の「男と女の『大丈夫?』問題。」に書いたように、訓練(?)の末、「大丈夫?」とたずねることと「買い出し」は当たり前のようにできるようになったわが夫。しかし何日かするうちに私は「買ってきたものしか食べられない」ということがしんどくなってきた。おかゆでもうどんでもいい。家で作ったやさしい味のものが食べたい…。そこで夫に、めちゃくちゃ簡単にできるレシピのありかを伝え、「これを作って欲しい」と言ったところ、「えっ…無理」と返されたのである。

「市販品は味が濃くてしんどい…作ってよ」「だって作ったことないもん」「すんごく簡単だから。レシピ見ながらやれば誰だって作れるから…頼む(ぜーはー)」「えー。セブンのうどんでいいよね?」

 

私は軽く絶望した。彼は料理ができない訳ではない。レパートリーは数えるほどだが、自分の好きなものは自炊して食べる人間だ。病人が、大事な妻が死にそうになってる時に、面倒くさそうという理由でごく簡単なレシピにトライしようともしないなんていったい何??

そうこうしてるうちに私はうどんも食べられないほど食欲が失せた。そしてホテル隔離の当日には熱が下がったので急いで自分でうどんを作って食べた。めちゃくちゃ沁みた。そしてあわただしくホテルに移動したのだが、夫はその日から発症し寝込んだのである。「死にそう」という夫からのLINEを見て私がホテルで思っていたことは、「大丈夫かな」という心配半分、「この人と暮らすのは無理。家に戻ったらマジで離婚しよう」という思い半分だった。

分かってくれる人は多いと思うが、自分が真につらかった時、パートナーがどういう態度をとり何をしたかについて女は終生忘れない。ひどいことは嬉しかったことの5000倍くらい強い印象を残す。何年経とうと昨日のことのように思い出し続ける。コロナという特別な災難ということもあり、この時の夫の言い草は私にとって夫婦関係続けるのムリーーー!ってくらいありえないことだった。

 

【女子のばんそうこう】コロナになって分かった「いざという時の男」【前篇】

 

私はこういう時に決して黙って溜め込んだりできない性分で、彼の熱が下がり元気が出てきた頃、LINEでその旨を延々と訴えた。あなたが今後もこういう姿勢なら一緒には暮らせないと。彼は「ええー」となったようだが、最後には「はい(気をつけます)」と返してきた。妻の怒りが面倒くさいだけで根本的に分かってはいないだろうな…と思ったが、その夜、私が渡したうどんのレシピに初めてトライし自分で食べたと報告がきた。「これで次は作ってあげられるよ!」という言葉と共に。

 

隔離期間を終えて家に帰ったら家がすごくきれいに片付いており、行きがけに私が頼んだ植木の水やりなども毎日きちんとやってくれていた。

離婚についてはどうしようかなーとまだ思ってはいたが、コロナから解放されたあれこれでうやむやになり、いったん見送りになった。あの言い草はぜったい忘れないけどな。

 

 

夫は頼めば家事もやってくれるし簡単な料理も作れる。きれい好きで整理整頓やおたたみは私なんかより得意。そして常日頃「いざとなったら(妻の世話なんか)余裕でできるよ!」と言っていた。しかし今回のことで骨の髄まで痛感したよ。「いざ」が来てもやらん人はやらん!それは技術や知識の問題ではない。「世話を焼く」という回路がそもそも搭載されてないのである。だからその時が来ても動けない。つい「いつも通りで何とかなるっしょ」と思ってしまうし、要請されても何をしたらいいか自分ではよく分からないのだ!くぅぅぅ!!

 

パートナーを持つ世の女性たちよ。もし彼がうちの夫に近いタイプなら、マジで今すぐ訓練しといた方がいい。病人のからだにやさしい一品を作れるスキルと、病人に指示を仰がなくても最低限の家事をまわしたり世話を焼いたりできるスキル。これらは今後も続くであろうコロナ禍においてパートナーの必須要件になると思います!!

 

この話は次回に続きます!

 

 

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この記事を書いたライター

広告会社コピーライターからなぜかダンサーに転身、その後IT企業でライター&クリエイティブディレクターとして勤務。共同購入「ギャザリング」やブランド買い取り「ブランディア」の名づけ親。2000年から「広野ゆうな」のペンネームでメルマガやブログを書き続け、ごく一部でコアな人気を博す。現在はフリーでライティング、ネーミング、コピー、コラム、振付など手がける。Blog: 「フーテンひぐらし」 Twitter: @HironoYuna
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