大人女子のためのWebメディア
検索
  • Grapps
  • 大人の恋愛
  • 西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百六十五回目。
2021年08月27日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百六十五回目。

それでも恋がしたいんだ!/西山繭子

 

『運とは、その人の意思や努力ではどうしようもない巡り合わせを指す』

運は恋愛において、いやそれどころか人生において非常に大切なものであります。

 

「今日はツイていなかったな」「あいつは強運だな」私たちはいつも運について考えています。ぜひとも運を味方につけたい。ではどうやって?『運』『味方』で検索をするとたくさんの書籍がヒットしました。これらを読破すれば良いのなら、世界中は強運の持ち主だらけになってしまいます。しかしそうではないのが現実。これは人類永遠のテーマといっても過言ではないでしょう。

 

以前、同じ事務所のみっちゃんこと吉瀬美智子さんが好きな男性のタイプに「運気の良い男性」と答えていて、さもありなんと思いました。

目覚まし時計の電池が切れていて寝坊して、顔を洗おうと思ったら断水で、何とか身支度をして家を出たら犬のフンを踏んで、駅では理由もなく自動改札に引っかかって、車内では自分の前の人だけずっと座っていて、会社に着いたら設立記念日で休みだった。みたいな男の人とは誰も付き合いたくないですよね。

 

これは女性も然りで。あげまん、さげまんといった言葉が運の重要性を物語っています。私はどちらかといえば運に恵まれて生きてきたように思います。人生において大きな分岐点となった初めてのフランス一人旅は、もともとは日本代表戦のチケットが当選したのがきっかけでした。はたまたNYからの帰りの飛行機で隣に座っていたアメリカ人と数日後に東京の街でばったり出会って友だちになったり、メキシコでサマータイムに切り替わったことを知らずに1時間遅れでバスターミナルに向かったら運転手が寝坊してバスが遅延していたりと、様々なラッキーに出逢ってきました。もちろん楽しみにしていたデートの日に撮影が入るとか、プールに行く予定だったのに台風とか、そんなことはごまんとありますけどね。それでも「ラッキー!」の方が多いと感じるのは、このご都合主義な性格の良きところなのかもしれませんね。

 

しかしそんな私がここ最近、運を使いすぎではなかろうかと不安に苛まれているのです。ことの始まりは7月初旬でした。パスコから春のキャンペーンに当選したというお知らせが。パスコは高級なので値引きシールが貼られている時にだけ買うのですが、その際に送った応募ハガキが運良く当選したようで、美味しい冷凍パンセットをいただきました。そしてしばらくすると今度は伊藤園からエコバッグと商品詰め合わせが送られてきました。毎朝食べるミネストローネにトマトジュースを使っているので、こちらはウェブで5口ぐらい応募したでしょうか。もちろん嬉しかったのですが、事務所の後輩である有村架純と松本穂香がCMをやっている企業に、先輩女優は懸賞で恩恵を受けるというのは何とも複雑な気持ちであります。

 

これぐらいであれば喜びだけで済んだのですが、先週はとうとうハーゲンダッツ・クリスピーサンド詰め合わせ20個が当選してしまいました。2口しか送っていないのにも関わらず。ここまでくると、己の運を全て懸賞に使い果たしているのではないかと不安で仕方ありません。

 

出逢いの運も、恋愛の運も、結婚の運も、全てが懸賞に!これはもう西川布団に大谷翔平とのデート券が当たるキャンペーンをやってもらうしかありません。「羽毛布団1枚購入につき1口応募できます」きっと世界中の女子の部屋が羽毛布団で埋めつくされる日がくることでしょう。


【この記事も読まれています】
ブックマーク LINEで送る

この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
  • Grapps
  • 大人の恋愛
  • 西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百六十五回目。
アプリでGrappsが
サクサク読める♪

5000本以上の記事が読み放題♪悩める女性のバイブルGrappsを 電車の中でも移動中でも快適にチェックすることができます。