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2022年01月14日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百七十五回目。

それでも恋がしたいんだ!/西山繭子

 

東京に雪が降りました。この歳になると雪を見てはしゃぐなどということはなくなり、ひたすら電車の運行状況や足元を気にするばかりです。

 

都心で積雪10cmを記録した1月6日は何とか無事に帰宅できたものの、要注意なのは翌日でした。

凍った路面はスケートリンクばりにツルツルで、怪我人続出であります。

 

いつもの私ならば家から一歩も出ないところですが、この日ばかりはどうしても出かけなくてはいけない用事がありました。SORELのスノーブーツを履き、転んでも手をつけるようにリュックを背負います。何事も準備が大切。リスクは最小限にというのが生命維持の基本だと思うのですが、外に出た途端、よろよろと自転車にまたがったおじいちゃんを見かけて目玉が飛び出ました。信じられない。普段は心優しい私ですが「転んでも絶対に助けてあげない」と思いました。

 

いやー、それにしてもよく滑る!歩幅を小さく慎重に歩いていても何度かヒヤリとしました。今でも忘れない高校時代、あと1歩で凍っていないアスファルトに出られる!と足を速めた瞬間勢いよく滑り、体感としては空中で1回転したのではと思うほどの転び方をしました。『セーラー服の女子高生、パンツ丸見えのまま麹町の路上で行倒れ』という新聞の見出しが頭を過ったほど。凍った道を歩くと今でもその時のことを思い出します。だから本当に気をつけて歩いているので、手をつないでキャッキャ言いながら歩いているカップルなどを見ると「遊びじゃねんだぞ!」と心の中で怒鳴ってしまいます。だって1人が転んだら共倒れじゃないですか。私だったら手を振り払ってしまう。

 

そんなこんなでいつもよりだいぶ時間をかけて到着したのは六本木ヒルズ。こちらで行われていたサンリオ展へとやって来たのであります。会場は52階の東京シティビュー。高速エレベーター内では、サンリオグッズづくめのゴスロリ女子と2人きりでした。

 

「この悪魔みたいなキティちゃん、なんだっけなあ。おじゃまのどれみとかそんな感じだよなあ」正解はクロミちゃんでした。全然違った。生粋のサンリオファンに怒られそうですが、最近のキャラクターはよくわかりません。ハンギョドン、タキシードサム、フレッシュパンチとかその世代です。展示では懐かしいと思うものもあれば、今でも家で使っているものもあり、己の物持ちの良さに改めて感心しました。パネルには歴代のキャラクターがたくさん並んでいます。ザシキブタ!懐かしい!ウシ?そのままじゃないか!胸を躍らせながら眺めていたのですが、私が大好きだったビビンバはサンリオの歴史から抹消されていました。わからなくもないけれど、ただ単純にキャラクターの可愛らしさが好きだっただけに残念です。

 

後日、ビビンバの画像を見せながらその話を年下の女友だちにしたところ「こんなキャラクター、初めて見ました!でも、これを好きになるのが西山さんらしいですね」とのこと。その点、彼女はマロンクリームが好きだったという王道女子。つまりは愛され女子。今は結婚式の会場探しの真っ只中にいます。

 

ああ、私も幼少期にビビンバではなくマロンクリームに夢中になっていれば、生きる道が違ったのかもしれません。みなさんはどのキャラクターが好きでしたか?東京は終わってしまいましたが、しばらく巡回するようなので訪れてみてはいかかでしょうか。

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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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