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離婚してと言われても…どうしていいのかわかりません【ひとみしょうのお悩み解決】

「言い寄ってくる男性」の言動と行動がかみ合わなくて戸惑っています【ひとみしょうのお悩み解決】

“【お便り募集】文筆家ひとみしょうさんにあなたのお悩み解決してもらいませんか?”にお悩みを送ってくれた方の中から、ピックアップしてひとみしょうさんが解決していきます。

〜「はるかさん 45歳」のお悩み〜

離婚の危機

私には20代の頃若気のいたりで勢いで結婚し離婚した経験があります。

自暴自棄になり自分を見失っていたとき今の旦那さんと結婚し、子供はいませんが、幸せと感じながら1年前まで過ごしておりました。

 

ところが1年前の4月に旦那の様子がおかしく、問い詰めたら、なんと女とかではなく私の片付けられない所に嫌気がさして、家に帰るのがいやになりもう一人でアパートに住んでいる。と言うのです。ショックのあまり一晩中泣きまくりましたが、旦那の意思はかたく、次の日から一人で暮らしてみると帰らなくなりました。私は16年旦那とラブラブだと思っていたので、会社でもいつも旦那の話をしていたので、恥ずかしくて会社の人にも誰にも言えませんでした。

 

でもまだその時は本気でお家を片付ければ、帰ってきてくれるのではと思っていたのですが、私はそうするだろうということは予想ついてるよ。戻らないよと言われ、家も売るから7月には引っ越してと言われました。泣いてもだらけてた生活を反省しても上位は変わらず、私は実家に引っ越し、家も売ることになりました。

でもどうしても心が落ち着かず実家で過ごしておりましたが、旦那より届を書いて欲しいと言われ2月の終わりに書いて渡しました。

もうどうしようもないですよね。まだ出していないようですが、時間の問題ですよね。

 

でも一方でもう終わったんだから、新しい恋をとも思うのですが、辛い時優しくしてくれ、好きかもと思えた方は既婚の男性で、今後も甘えて行くわけにはいかず。自分でも何をしてるのかどうしたいのか分からなくなりました。仕事も27年続けていて、そろそろゆっくりと思っていたなかでの出来事だったので、一人で頑張らないと。と思うと仕事もやめる踏ん切りもつかず。何もかも中途半端。自分が嫌です。長々スイマセン。何を言ってもらいたくて書いているのかも分からなくなってきちゃいました。スイマセン。

〜ひとみしょうさんのお悩み解決コラム〜

いや~、なんか100%同情しちゃいました。ここまで大変な思いをなさっている方からの相談メールって、正直そんなにないんですよね。そんなにないというか、これが初めてというか。これはつらいですよねえ……

ある日突然、未来を見通せるようになるのが人間 

変化

長年連れ添った相手が(急に)心変わりをした、というのって、ネットの恋愛コラムにはあまり書かれないテーマです。でも、そういうのって、小説とかになっていたりしますよね。ある日突然、旦那が人が変わったようになって、それ以来、過去の旦那の面影がまったくなく……みたいな。奥さんのことが好きとか嫌いとかというより、自分は生まれ変わったのだから新しい生活の場で新しい人生をやっていきます!みたいに思っている旦那の話です。

 

人が、自分でもコントロールできない「ある日突然」的な心境の変化って、おそらく小説や映画のテーマにしかならないから(というか、小説や映画のかっこうのテーマになるから)、ネットの恋愛コラムでは取り上げづらいのだろうと思います。

 

人って、ふだんは、自分の過去を後悔したり、未来の見えなさにため息をついたりしながら暮らしていますが、ある日突然、未来がば~っと見通せる瞬間がやってきます。やってきます、というか、そういう瞬間を持てる人は持てるし、持てない人は持てないまま生涯を終えます。はるかさんの旦那さんは、ある日突然、未来がば~っと見通せたのだろうと思います。

おそらく、はるかさんという奥さんに対する気づかいもあったでしょう。奥さんと別れてひとりで暮らすにあたって不安もあったはずです。自責の念もあったでしょう。

 

そういうあれやこれやの気づかいをすべて通過したのちに、人は未来をば~っと見通せるのだと、ハイデガーという哲学者は言いました。

ハイデガークラスの超人がそう言うのだから、それはウソではなく、旦那さんはありとあらゆる気づかいののちに、未来を見通すいわば神の目を持ってしまったのでしょう。

 人生における本当の変化

人生に置ける本当の変化

はるかさんは、今しばらくダラダラ暮らしていればどうですか? 

気持ちの整理がつくまで、というか、目まぐるしく変化した現実に自分の感覚が慣れるまで、ダラダラしてみることをおすすめします。感覚を現実生活に馴染ませるって大事だからです。

感覚が現実に馴染んでいないと、人って頓珍漢なことをしでかすでしょう?ふつうの感覚で暮らしていたらまず好きにならないような男の人のことを好きになって後悔する、とか。

 

感覚がなじむまでダラダラしてみて、あるていど「これで大丈夫かな」と思えたときに、そのときやりたいことをなさるといいのではないでしょうか。

はるかさんの人生も、変化を要請しているのかもしれません。変化って、自分が「よし、私は今日から変化するぞ!」と言ってもできないでしょう? 変化とは、変化がはるかさんを選ぶから起こる現象です。

 

20代で結婚し離婚し、いま再び離婚し……はるかさんはもう十分なだけ頑張ってきたはずです。頑張ってきた人には、変化が向こうからおのずと訪れます。「あなたはもう十分なほど頑張ったのだから、今までとは別の新しい人生を歩きなさい」と、神様というか人間よりちょっと偉い人に手を引かれます。それが人生の本当の変化です。その変化を感じた瞬間、はるかさんがもやっと抱いている中途半端な感覚は消えます。

お互いがんばっていきましょう!

 

(ひとみしょう/作家)

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この記事を書いたライター

〜文筆家〜webに恋愛コラムを6000記事以上(ギネス級!)寄稿したweb恋愛コラムの第一人者。獲得PVもたぶんギネス級。コラムの受賞歴多数(小学館『Menjoy!』編集部より)。著書数冊(すべて電子書籍)。哲学者キルケゴールの「不安」や「寂しさ」を20〜30代女性に向けて極限までわかりやすくかみ砕いた「恋愛と人生」の指南書、『自分を愛する方法』を2020年8月中旬発売 FB Twitter

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