不倫がダメなことはわかっているけれど、それでも寂しくて不倫にハマってしまう女性は少なからず存在しています。その寂しさは夫婦のセックスレスが原因になっていることもあります。旦那さん側がレスの場合、妻の不倫は許されるのでしょうか。法的なポイントにも触れて解説します。
性生活がないことは離婚事由になる
夫婦としての生活を明確に定義するものはありませんが、過去の判例などから考えるに、性生活が1年あるいは2年程度無い、ということは十分な離婚するための事由になります。それが旦那さん側に原因のあるセックスレスであるとするならば、それを理由として夫婦生活に終止符を打つことも可能なのです。
ただし、性生活がないことはあくまで離婚を許す事由になりえる、というだけであって不倫を法的に許すものではありません。そのため、レスによる寂しさを理由に不倫に走った、というのは法的・社会的に見て正当と受け取られるかは別問題です。
不倫は逆に離婚を突き付けられる理由になる
離婚を成立させる事由は性生活が年単位で無いこと、というものだけではありません。どちらか片方が不倫に走るなどの不貞行為をはたらいていた場合は、その責任を求めることが出来て、それを理由に離婚をすることが出来ます。
元はレスの寂しさを紛らわせるために始めた不倫なのに、不倫していることを責められ離婚をするための事由にされると、不倫した側が悪いことになってしまい離婚調停などで不利になってしまいます。
どのような背景があるにせよ、不倫に走ることを正当化できるような根拠は法的には存在しないので、一時の気持ちで火遊びをするのはあまりお勧め出来ません。
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