夫婦で子作りを頑張っていてなかなか授からずに長期化してしまうと子作りエッチの義務感が湧いてしまいます。義務化した子作りエッチは、レスの原因の一つとも言われています。今回は、義務化した子作りエッチを改善する方法について解説します。
人は義務感を感じると急激に嫌になってしまう
よほど好きな仕事でない限り、多くの人は仕事に苦痛を感じます。また、主婦も毎日の家事が嫌でたまらないという人も多いのではないでしょうか。
これは「しなければいけない」という義務感に、体が反発してしまうことが原因です。人は支配される事を嫌がる特徴があり、義務感というものに縛られると急激にやる気がなくなってしまうのは、体の自然な働きによるものなのです。
子作りのために、決まった日に決まった回数子作りをしなければいけないと考えると、義務感が湧いて、本来楽しいはずのエッチが楽しめなくなってしまうのです。
外的動機付けと内的動機づけ
外的動機づけとは「しなければならない理由」が動機の元になっている事です。今回の場合は、子作りエッチの「子供が欲しい」という理由がそれに該当します。
これはお給料のために仕事をやるのと同じで、基本的に人は外的動機づけでは報酬を得られないと、やる気を失います。子作りにおいては、いつまでも子供という報酬が得られないと、やる気が萎えていくのです。
内的動機づけではこれとは逆で「したいからする」という自分の好奇心や、やる気を動機として行動を起こすことを言います。子作りエッチにおいては、子供という報酬をまずは忘れて「エッチを楽しみたい」という自分の欲求を優先した理由で行うのです。
内的動機は自分のしたいことなので、ストレスを感じにくく飽きにくいので、非常に持久力の高い動機として働いてくれます。この事から子作りエッチは、子作りという目的を考えないようにし、「出来たらラッキー」程度の意識に切り替えたほうが、結果的に継続しやすくなるでしょう。
エッチを楽しむことが、子作りの一番の近道と言えます。
適度な運動で性欲を高める方法もあり
性欲がいまいち湧いてこない時は、湧きやすくなるような環境を整えることが大切です。例えば、精子を作るのに必要な亜鉛などの栄養素を豊富に含んだ食品をよく食べるようにしたり、適度な運動をすることも重要です。
運動をすると、脳内ではテストステロンという筋肉をつきやすくし、男性性を強化するようなホルモンが分泌されます。この、テストステロンの働きの中に性欲の増強もあるため、運動をすることでエッチをする上で必要な体力を付けながら、性欲を強くして、エッチをしたくなる気持ちに持っていけるのです。
また、毎週必ずエッチをする!などの義務感を持たず、たまには1週間くらいは休んで翌週にするなどしても、返ってインターバルでエッチに新鮮味が出てくるので、多少なら期間を空けたことがレスの原因になる心配はないでしょう。
子作りということを意識しすぎないことが重要
エッチというのは、本来愛情を確かめ合って気持ちよくなれる楽しい物です。しかし、子作りという義務感を意識しすぎると、苦手意識が付いて、レスになってしまうかもしれません。
一旦、目的意識を忘れて、ただ気持ちよくて幸せになれる物という意識でエッチをするのが、レスの予防と円滑な子作りの近道になるでしょう。