夫婦生活を続けていると、気付いたら夫婦間の会話が減ったなと感じることはありませんか。夫に声をかけても返事がない、反応がいま一つで理解してもらえない、時には寂しさも覚えたりしますよね。どうしたら楽しく会話ができるでしょうか。
相手を想った言葉を加える
長年同じ会話を繰り返しているうちに、阿吽の呼吸で察してほしいと返事をしないこともありますが、それでは寂しいことってありますよね。
定番な会話で「ねえ、今日の夕飯何にする?」は返事が返ってこない率が高い会話ですが、「ねえ、あなたの好きな〇〇買ってきたんだけど、メニューのリクエストある?」と、相手を思いやったり、優先にした内容は興味をひきます。
また、「この間のあなたの話を参考にしたら良かったよ」など、以前話した相手との会話に結び付け、普段から相手のことを考えているような内容で話しかけると返事率があがるはずです。
大切な話は繰り返す
返事がなく、聞いているのか聞いてないのかわからない時の態度は正直ムカつきます。でもそこは冷静に。重要なことだと思うときは繰り返し伝えて相手に印象付けをしましょう。
何度も同じ話をすると「うるさいなあ」と言われることもあるかもしれませんが、「大切なことだから聞いてほしくて」と誠実に対応することも大切。ちゃんと聞いてよねって念を押すような返事より、聞いてほしいと正直な気持ちで返すほうが相手も耳を傾けてもらいやすくなるし、大切な話の内容が印象付けられます。
話は短く
内容がまとまっていない長々とした話は、ほぼ聞いてもらえません。聞く気はあるかもしれませんが、長すぎて聞くことに集中できなくなってしまうからです。長い話は、お互いのストレスの元になってしまうことも。
話はだらだらと続けず、短くまとめて話すようにするとしっかり聞いてもらえます。要領の良い話は相手に続きを聞いてみたいと印象を与えるかもしれません。要点を絞ることに慣れると聞き手の立場にたった無駄のない会話となり、聞いてもらえることが増えていきます。
適度な間と笑顔
ゆったりと丁寧に話して、無言の間も笑顔でいると会話に余裕が生まれてきます。積極的に話しかけてきたと思ったら急に無言になったので、ちらっと横目で見ると笑顔でこちらを見ていたってシチュエーションを想像してみてください。
そっけない返事をしていた相手でも笑顔でそばにいられたら、自然とリラックスした優しい雰囲気になって相手の会話をしたいという思いが伝わることでしょう。
夫婦だからこそ言葉に思いを込めよう
夫婦だから言わなくてもわかるということはまずありません。コミュニケーションが増えれば互いの関心も高まり、会話も楽しいと思えるようになります。何かをしながら会話をしたり、一方的に話しかけたり事務的な連絡になったりせず、愛という余裕の中で会話を楽しみたいものですね。