恋愛中は距離を縮めることがポイントとなりますが、結婚して夫婦となった後はどのように距離をとるかについても考えておく必要があります。長く良い夫婦関係でいるために、夫婦の適切な距離の取り方を確認しましょう。
自分のお金を作る
夫婦になると一つの財布からお金を出すことになりがちですが、そうするとどちらかが金銭管理をしたり、自由度が減ったりといった問題が起こり、トラブルにつながりやすくなります。
例えば、プレゼントをしようとしても夫婦のお金から出すのはどうなのか、と考えてしまうこともあるので、自分が自由に使えるお金を双方が持つようにしましょう。そうすることで金銭面でのトラブルが減り、相手へのお祝いなども自分の裁量でしやすくなります。
自由に使えるお金の捻出方法などを二人で相談してみましょう。これから結婚する場合には結婚前に話し合っておくのがベストです。
相手のスマホを見ない
生活のすべてを共有している夫婦だから、相手のことはすべて知っていないと、と考えて相手のスマホを見てしまうこともあるでしょう。場合によっては信頼されて預けられることもあり、自由に操作できる状況になることもあります。
相手のスマホを見てしまうことで、知らなくてよいことも知ってしまうことがあります。たとえ頼まれたとしてもその部分だけの操作にとどめ、ほかの部分については見ないようにしましょう。
お互いのプライバシーを守ることも結婚生活を長く続けていくために必要な距離の取り方です。
家事分担はしっかり話し合いを
家事は生活のために無償で行う必要な行為ですが、無償であるからこそ感謝がなくなりやすいです。女性が外で働いていても普段の家事をこなさなくてはならなかったり、男性が家事をしたとしても特に認められることもなかったりするので、やりがいを感じなくなることが多いです。
家事の分担の仕方などについてはしっかり話し合い、負担の大きさなども二人で考えましょう。また、感謝をすることも大切です。たとえ生活するうえで当たり前のことで特別なことではないとしても、相手のためにしたことを認めてもらえるのはうれしいものです。
夫婦なんだからしてもらって当然ではなく、お互いの家事に対しての感謝は都度伝えていくことが、夫婦の適切な距離感をつくるためには必要です。
結婚して1組の夫婦となったとしても別々の人間であることに変わりはありません。お互いを認め合い、尊重していくための夫婦間の距離の取り方が重要です。良い距離感があることで自由になったり、トラブルを回避できたりすれば、夫婦関係がよりよいものとなっていくでしょう。