今まで結婚していた相手と別れて、不倫相手と再婚するときには多大な苦労があります。その中でも本当に大変だったことを3つ、順番を追って紹介します。不倫相手との結婚を考えている人は参考にしてください。
気持ちの整理と切り替え
不倫相手との再婚で苦労することの1つ目は、自分自身の気持ちの整理です。離婚調停の手続きをしているうちに前のパートナーのことを思う機会がたくさんあって、本当に不倫相手と再婚して良いのかと悩むこともあります。
少しでも前のパートナーを好きだという気持ちが残っていると、離婚しただけでなく不倫相手と再婚するのが申し訳ないという気持ちに駆られてしまいます。その気持ちを整理して、今後の生活をより良いものにしようという方向で切り替えをするのが大変です。再婚を終えるまで整理できずに悩み続けるケースも決して少なくありません。
周囲の説得
2つ目に挙げられるのは、再婚をするにあたって大きな障壁となる「周囲の説得」です。
親や兄弟などの家族や親戚の目がつらくてなかなか再婚できないケースはよくあります。離婚する時点で反対されていた場合には、すぐに再婚するとなるとどういうつもりなのかと聞かれることもあるでしょう。実は不倫をしていたとも言いづらく、かといって出会いの機会は何だったのかという話になるとうまく話せずに困ってしまいがちです。
前のパートナーの周辺の人たちとの付き合いがあると余計に説明が大変で、説得して納得してもらえるようにするまでに多大な労力がかかります。
子供とのコミュニケーション
3つ目に挙げられるのが子供とのコミュニケーションです。自分や不倫相手に子供がいた場合にはコミュニケーションの取り方で苦労します。
特に自分の子供がいて、自分自身が育てるときには説明が難しく、なぜ片方の親がいなくなって別の親と生活するのかが子供にはなかなか理解してもらえません。
最も大変なのは自分も不倫相手も子連れというパターンで、子供同士の間を取り持てずに苦労します。
不倫相手と再婚して生活を始めてから苦労するケースもありますが、実際に離婚をする時点で説明しようとして悩むのが一般的です。
決意をして再婚を目指そう
不倫相手と再婚するまでには自分自身の気持ちの整理を付けるだけでなく、親戚などの自分の周囲の人たちにも納得してもらえるように説得するのが大変です。子供がいるときにはどうやって今後の生活の状況を説明するかが難しく、コミュニケーションの取り方で苦労します。このような困難を乗り越えていく決意が必要です。