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2021年09月28日更新

夫に「愛している」と言えません【ひかりのお悩み相談室】

ひかりのお悩み相談室

「ひかりのお悩み相談室」では、人気書籍 “ 「大人女子」と「子供おばさん」”の筆者であるコラムニスト・ひかりさんにGrapps読者様のお悩みを答えていただきます。

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パートナーに不満があっても、うまくやっていける人には、“ある共通点”があるもの。逆に、それができていないと、ストレスを溜めてしまうことも多いかもしれません。

今回は、夫に愛していると言えない女性からのお悩み相談です。

Kさん・40代

夫に「愛している」と言えません【ひかりのお悩み相談室】1

私はマイナス思考の人間です。誰もが羨むような幸せな生活を送っていますが、今までは「幸せ」だと感じていませんでした。当たり前だと思っていたところがあり、最近になってようやく「周りに支えられている」のだと、感謝の気持ちを抱くことができました。

でも、夫には感謝と同時に不満もあります。とはいえ、頑張ってくれている人に、文句など言える訳がありません。とうとう不満が爆発し、春に現実逃避をしてしまいました。

でも、主人には「ありがとう」しか言えません。私は嘘をつくのは絶対に嫌なので、「愛している」とは、とてもではないけど言えません。

 

以前、ひかりさんが、「ありがとう」「愛している」「幸せ」など、いい言霊の言葉を発すると、幸せになりやすいとおっしゃっていましたが、嘘をついてまで、主人に「愛している」と言ったほうがいいでしょうか?そのことでずっと悩んでいます。

Kさんへの回答

基本的には、自分に嘘をつかないほうがいいので、愛していない相手に「愛している」とは言わないほうがいいですよね。

ただし、もし旦那さんが「僕のことを愛している?」と聞いてきた場合は、たとえ愛していなくても、“優しい嘘”として、言ってあげたほうがいいこともあります。

夫婦は「運命共同体」みたいなところがあるので、夫の機嫌がいいと、妻も居心地がよくなることはあるもの。だから、わざわざ嘘を言う必要はありませんが、もし聞かれたときは、「愛している」と言ってあげたほうが、家庭も円満になるでしょう。

 

Kさんがおっしゃっている、私の「言霊の話」と、Kさんが旦那さんに「愛している」と言えない話は、ちょっと意味合いが違います。「ありがとう」「愛している」「幸せ」などの“言霊のいい言葉”は、言う対象は何でもいいので、ただ発すればいいのです。言葉そのものに、パワーがあると言われているので、“幸せの呪文”のようなものです。だから、旦那さんではなく、自分自身に言ってもいいですしね。

 

ただし、「自分を愛していないから、『愛している』と言えなくてもいいか」というと、それは、先ほどの話とは違って、言う、言わないに限らず、自分のことは愛せるようになったほうがいいものです。

自分を愛せなかったら、これから先もずっとそんな自分と付き合っていかなくてはいけないので、生きるのが辛くなってしまいます。また、まずは自分のことを愛せるようになることで、だんだん自分以外の人のことも愛せるようになってくるものですしね。

 

「自分を愛する」とは、“ありのままの自分”を受け止め、成長を願うことです。だから、今の理想通りではない自分のこともOKとしながら、より好きになれる自分に変わっていけるように、日々、成長していくことが大切なのです。Kさんは、今の自分のことを愛せていますか?

「不満を言うこと」と「要望を言うこと」は違う! 

夫に「愛している」と言えません【ひかりのお悩み相談室】2

今回のご相談で気になった点がありました。「頑張ってくれている主人に文句など言える訳がありません。とうとう不満が爆発し、春に現実逃避をしてしまいました」というところです。

「不満を言う」のと、「要望を言う」のは、同じではありません。言い方次第で、不満であっても、相手には「要望に聞こえること」もあります。

だから、Kさんは、「相手が要望に聞こえる言い方」ができるようになったほうがいいかもしれません。

 

不満(文句)というのは、「どうしてあなたは、〇〇してくれないの?」と相手を責める言い方になります。逆に、要望というのは、「私は、〇〇のほうがうれしい」と、どうすれば自分の気分が良くなるのかを説明する言い方です。

自分がきちんと説明していないのに、「相手が自分を理解していない!」と怒る人は少なからずいますが、相手に自分を理解してもらうためにも、「自分のことをきちんと説明する」ことが大切です。

 

さらに、自分のことを説明するためには、まずは「自分自身が自己をよく理解していること」が大事です。ただ、おそらくKさんは、「自己との対話が少ないタイプ」なのではないか、と感じます。

もっと自分の心の声を聞き、それを受け止め、「どうしたら自分が心地よく過ごせるのか」を考えられるようになれば、今後、現実逃避をするほどの状況にはなりにくくなると思います。

 

先ほどの「自分を愛することが大切」という話につながりますが、自分を愛する行為は、「自分を知ること」「自分を受け止めること」「自分を幸せにすること」も含まれます。これらは、できるようになったほうがいいことです。

そして、「自分を幸せにすること」というのは、相手によって幸せにしてもらうことばかり考えずに、「自分で自己を幸せにすること」でもあります。

おそらく世の奥様たちの中に、夫に全く不満のない人なんて、ほぼいないでしょう(苦笑)。それでも、日々、それなりに幸せに過ごしている人はいます。そういう人は、「自分で自分の機嫌を取り、自己を幸せにしていること」が多いのです。

そうしたら、夫にそこまで期待しすぎることもないし、たとえ気に入らないところがあっても「“そういう人”なのだ」と思って、うまく対応する方法を見つけることもできますしね。

 

思考によって、言動が変わってくるもの。だから、幸せに過ごしたければ、思考を少しずつ、変えていく必要があります。

マイナス思考は、別に性格ではありません。変えようと思えば変えられます。ただ、それは、本人がどれだけ頑固さを捨て、「プラス思考になって、幸せ体質になりたい」と強く思えるのかどうか、によっても変わってきます。

 

少なくとも、これからは「自分の心の声をよく聞くこと」「旦那さんには、自分の要望を話すこと」「自分を愛すること」「自分で自己を幸せにすること」は、チャレンジしてみてくださいね。

 

コラムニスト・ひかり

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ひかりのお悩み相談室2

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この記事を書いたライター

コラムニスト。『100 の恋』(泰文堂)で小説家デビュー。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~」、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネの“子供おばさん”日記」や4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」は20~30代の女性に人気。

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