妊活中の人へ私が良くアドバイスをしていることの一つに、産婦人科への定期的な通院をお勧めしています。


この通院は、不妊に悩んでいる人はもちろんのこと、規則正しく月経が来ている人にもお勧めしているのです。
というのも月経が毎月あったとしても、きちんと排卵しているわけではなく、不正出血である可能性も捨てきれないからです。
以前、私の知り合いに、不妊に悩んでいる女性が居ました。
本人は毎月月経が来ているものと信じていたのですが、出血のたびにひどい腹痛を訴えていました。
診察や検査を受けた結果、彼女は子宮頸がんの初期状態だったのです。
彼女は、部分切除ということで、のちに無事に妊娠もできたのですが、一見すると普通なのに検査すると実は……というケースもあるので注意が必要です。

ちなみに、筆者も25歳のころから産婦人科に定期的に通っています。
元々は、月経不順だったため通っていたところ、基礎体温の測定を進められました。
早速基礎体温を付け始めたのですが、グラフにしてみるとガタガタ。
低温期も高温期もあったものではありません。
なんと、排卵が起こっていなかったのです。
その後、ピルを飲用することによる治療が始まりました。
妊娠に至るまで、およそ5年に渡り産婦人科へ通っていたわけですが、毎週ではなく、3か月に一度くらいのペースでした。
義務ではなく、自分の楽なペースで通ってみると、負担にもならずに済みますよ。
妊娠・出産計画について気軽に先生に相談してみるのも良いですね。
ただ、初めての人は、産婦人科というと診察の時に足を広げないといけなくて、恥ずかしい思いをするのでは?
なんて不安もありますよね。
ですが、最近は、エコー機能が発達してるので、お腹の上からエコーをあてるだけで子宮の状態を確認できるようになっています。(病院にご確認ください)
また、女医さんも増えているので、恥ずかしい思いをする機会も減り、気軽に通うことができるようになってきています。
自分が妊娠できる状態か悩んでいる人は、なるべく早くに産婦人科にかかってみることをお勧めします。
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