

妊活中はいろんな情報が気になってしまうもの。情報量が多すぎてどれが本当なのか分からなくなってしまいがちですね。
特に生活習慣については真偽が気になるところではないでしょうか。そこで今回は、妊娠しやすい生活習慣と妊娠しにくくなる生活習慣についてその理由とともにまとめてみました。
妊娠しやすい生活習慣とは
女性の体はもともと妊娠できる機能がありますが、だからといって何をしていても妊娠できるというわけではありません。
生理周期をコントロールしている女性ホルモンの分泌バランスは生活習慣に影響されて簡単に良くも悪くもなってしまうからです。妊娠しやすい生活習慣とはつまり生理周期を整える生活習慣ともいえるでしょう。
○規則正しい生活を送る
女性ホルモンの分泌指令を出しているのは脳の視床下部という部位です。この部位はストレスにとても弱いことが分かっていて、ストレスがかかると機能が低下しやすいといわれています。
視床下部の機能低下を防ぐためには心身の負担がかからないよう、夜更かしや不規則な食事時間といった生活習慣を見直すことが大切です。
○栄養バランスがとれた食事をとる
加工食品を多用していると、添加物の摂取が過剰になり自律神経が乱れやすくなります。そうなると女性ホルモンの分泌バランスが崩れやすくなるので、加工食品は減らして野菜や肉・魚・海藻類・乳製品などをまんべんなく食べることを心がけましょう。
○適度に運動する
女性は男性よりも筋肉量が少ない分体が冷えやすいといわれています。体が冷えると血行が悪くなって卵巣や子宮の機能低下につながりますから、軽めの運動を少なくとも週2~3日行って冷えを予防しましょう。
妊娠しにくい生活習慣とは
前述した妊娠しやすい生活習慣の逆のこと、不規則な生活や栄養バランスの取れていない食生活・運動不足といった状態を続けていると、女性ホルモンの分泌バランスが崩れて生理不順になりやすく、妊娠が難しくなります。
特に注意したいのは喫煙。
血管を収縮させるので血流が滞って体の冷えを促進させ、血液中の酸素を奪うことによる脳の酸素不足で視床下部の動きも鈍くなります。妊娠を目指すなら禁煙は必須だと考えましょう。