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2016年08月12日更新

イタタタタ。その腰痛、ちょっと待って!子宮筋腫かも?

最近腰が痛い…そんな風に思うことはありませんか?。しかしもう一つ、女性ならではの「もしかして」があるのです。それが、「子宮筋腫からくる腰痛」です。ご存知でしたか?

腰痛 子宮筋腫

最近腰が痛い…そんな風に思うことはありませんか?実際のところ、腰痛の原因は千差万別。仕事中の姿勢や座り方、夜寝る時の寝具の固さからバッグの持ち方、歩き方まで、さまざまな原因が考えられます。しかしもう一つ、女性ならではの「もしかして」があるのです。それが、「子宮筋腫からくる腰痛」です。ご存知でしたか?

 

不正出血や生理の異常、そしてトイレに不安を感じたら、ちょっと疑ってみて!

子宮筋腫とは、子宮内にできる基本的には良性の腫瘍。

月経のある女性のおよそ25%に発症しているとも言われています。具体的には、子宮内の筋肉が異常に増殖して「こぶ」のような状態になったことを指し、無自覚・無症状の場合も少なくありませんが、筋腫が大きくなるにつれて次のような症状が現れてきます。

 

月経の異常(月経過多、月経痛、頻発月経など)

月経時の出血量が多くなり、レバー状の塊が出たりすることも。 また、月経痛が強くなり、日常生活に支障をきたすほどになる場合もあります。

その他、月経の周期が短くなり、月に2〜3回月経が起きたりする人もいます。 最近月経の量や周期が乱れてきた…という人は、可能性を疑ってみても良いでしょう。

 

◆ 不正出血

通常の月経以外の時に出血が起きてしまうことがあります。 

 

◆ 貧血

月経異常に伴う出血過多や不正出血により、貧血気味になる場合があります。

 

◆トイレが近くなる(頻尿、排尿障害など)

筋腫が肥大して膀胱を圧迫するようになると、トイレが近くなったり(頻尿)、逆に排尿がしづらくなったりすることがあります。

 

◆ 便秘になる

筋腫が肥大して直腸を圧迫するようになると、排便がスムーズに行われなくなり便秘の症状を呈することがあります。

 

このような症状が表れてきたら、女性特有の病気として「子宮筋腫」の存在を疑ってみてもよいでしょう。 特に月経に関する症状は、子宮筋腫とは切り離せない問題とも言われています。

月経が辛い、重い、痛い……そのようなときは、ぜひ早めに検診を受けることをおすすめします。 しかし、割合的には4人に1人が発症するとも言われる子宮筋腫ですから、月経にかぎらずこれらの症状のうちどれか一つでも当てはまったら、「ひょっとして…」という可能性を考えてみても良いでしょう。

 

「子宮筋腫」なのに「腰痛」になるその理由は?

そして、実は上記の他にもう一つ、子宮筋腫の影響で発生する症状があるのです。 それが「腰痛」です。

子宮の中で筋腫が大きくなり、近くの臓器を圧迫することでいろいろな障害が起きる場合があるということは既に説明した通りですが、同じように肥大した子宮筋腫が神経や背骨を圧迫するようになると、今度は腰痛の症状が表れることがあります。

この痛みは、ぎっくり腰のような急性期の痛みとは異なり、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアにも似た鈍い慢性的な痛みであり、長く続けば日常生活にも大きなストレスをおよぼします。

また、周囲を圧迫して痛みが現れるほどになった子宮筋腫は、それなりに成長しているものと考えることができるため、いくら良性といえども放置しておくのは心配なもの。

先に述べた「子宮筋腫を発症すると現れる症状」と照らし合わせてみて、もし当てはまるものが他にもあり、かつ腰痛も悪化してきている……という場合は、ぜひ婦人科で診断を受けてみることをおすすめします。

 

様子を見る?それとも手術する?子宮筋腫による「腰痛」の治療

診断の結果子宮筋腫が認められた場合、考えられる対処の方法は基本的に以下の3つです。

 

◆ 経過観察を行う

年齢、症状、筋腫の位置や大きさによっては、すぐに処置をするのではなく、生活に注意しながら筋腫が肥大する経過を定期的に観察します。また、子宮筋腫の肥大には女性ホルモンが影響するため、閉経が近い場合、あるいは閉経後の場合は主に定期的な診察で様子を見ます。 妊娠の希望の有無も、その後の処置に大きく影響するため、医師とよく相談することが大切です。

 

◆ 薬物療法を行う

手術を希望しない場合で閉経が近い場合は、女性ホルモンを一時的に抑える薬を用いて筋腫が小さくなるのを待つことがあります。 または、人工的に閉経状態に導くことで月経異常を緩和する目的で薬物療法を利用する場合もあります。筋腫が大きい場合、薬物療法を併用して、筋腫を小さくしてから手術に臨む場合もあります。

 

◆ 手術療法を行う

手術は、筋腫の大きさや発育の速度、筋腫による周囲への影響が著しいなどの場合に考慮されます。

例えば、筋腫がとても大きく、成人のにぎりこぶしよりも大きいような状態で、他の臓器や神経などを圧迫して腰痛などを引き起こしている場合は、切除することが考えられます。

そして、筋腫の位置や大きさ、数などにより、場合によっては子宮自体を摘出する場合もあります。

 

まとめ

女性特有の病気、子宮筋腫。 筋腫そのものは良性ですが、その影響から起こる症状は多岐にわたることがわかりました。そして、月経の異常や不正出血などが発生している場合、その原因として子宮筋腫の存在を想像することは比較的容易ではありますが、腰痛もその症状に含まれることがあるというのは、意外に感じる人も多かったのでは無いでしょうか。

もし、女性で慢性的な腰の痛みに悩まされている場合は、月経の様子やトイレ事情も合わせて、万が一の場合を考えてみても良いでしょう。また、治療の方法も段階によって選択に幅があることがわかりました。 具体的な原因(筋腫)を手術などで除去することで、月経異常をはじめ、腰痛などの症状が驚くほど軽快したというケースも多数あります。しかし、中には我慢を重ね、筋腫が相当な大きさになるまで痛みに耐え続けてしまった、ということもあるようです。

ぜひ身体に負担を与え過ぎない範囲で処置を行うためにも、気になる症状があったら、そして原因不明の腰痛が長引くのを感じたら、早めに婦人科を受診してみることが大切です。

 

出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]


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この記事を書いたライター

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