

大好きな彼が風俗に行っていた…女性ならみんなショックですよね。裏切られたと思う気持ち、そして性病の心配も。「風俗=性病」ではありませんが、当然、感染してしまう可能性はあります。風俗ではどのような性病のリスクがあるのか。見ていきましょう。
風俗に行くと性病になる!?
まじめなそうな彼でも、友達との付き合いや会社の先輩に誘われて風俗に行ってしまうことは、よく聞く話です。でも、どんな理由でも、彼女としてはイヤですよね。裏切られた!というショックはもちろん、彼が性病にかかってしまうリスクもあります。
もちろん、「風俗=性病にかかる」というわけではありません。しかし、リスクは当然あります。
風俗嬢の中には、性病予防への意識が高く、定期的に検査も受けている方も多くいます。しかしそれでも、不特定多数の男性に性サービスを提供する仕事には、どうしても性病リスクはつきまといます。
では、風俗で感染する可能性のある性病を紹介します。
風俗で感染する可能性のある性病例
・クラミジア
・淋病
・HIV感染症
・性器ヘルペス
・梅毒
・尖圭コンジローマ
・毛じらみ
など
オーラルセックスだけでも感染
ご存じの通り、性病は主に性行為から感染します。
しかも、挿入をともなうセックスをしなくても、フェラチオやクンニリングスといったオーラルセックスだけで感染するものもあります。また、ディープキスで感染するものもあります。
先ほどあげた中でも、クラミジアや淋病は、近年、風俗でのフェラチオサービスからうつされるケースが増えているのです。
もし、風俗に行ってそれらの性病をうつされた彼と性行為をした場合、あなたが彼から性病をうつされるリスクは高いでしょう。
例えば、クラミジアは非常に感染しやすく、感染者との1回の性行為での感染率が約50%とも言われています。
彼に自覚症状がない場合も
彼が風俗に行って性病をうつされた場合でも、自覚症状があらわれないことがよくあります。
また、症状があらわれる場合でも、感染してすぐに症状が出るわけではありません。潜伏期間と言って、感染してから症状がでるまでに一定の期間があるのです(潜伏期間は、病気の種類や個人によって異なります)。
しかし、症状がないときでも、彼の体内にはウイルスや菌がいます。当然、相手にうつしてしまいます。症状がないために感染に気づいていない彼と性行為をして、あなたが性病をうつされるケースも十分に考えられるのです。
しかもやっかいなことに、女性は男性よりも症状が出にくいと言われています。つまり、感染に気づきにくいのです。
その結果、性病を放置してしまう(検査や治療を受けない)ことが起こり、病気が進行して、将来不妊症や子宮外妊娠の原因になってしまうこともあるのです。
彼がもし風俗に通っていることが発覚したら、症状がなくても検査を受けてもらいましょう。そして、念のためあなたも検査を受けることをオススメします。


出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]