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2016年10月07日更新

生理前の不快、PMSの症状について。似ている病気もあるので要注意!

生理前に頭痛や腹痛、イライラ、無気力などの症状があらわれるPMS(月経前症候群)。200種類以上とも言われるPMSの症状や対処方法、似ている病気について詳しく解説します。

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PMSとは月経前症候群のことで、生理前になると、頭痛や腹痛、イライラ、無気力などの症状があらわれます。PMSの症状や程度は人によってさまざまですが、その数は200種類以上とも言われています。今回は、PMSの症状や対処方法、似ている病気について詳しく解説します。

 

PMSの不快な症状を80%の女性が経験

生理前になると頭が痛くなったり、イライラしてしまうことはありませんか。 これらの不調が生理前にあらわれることを、月経前症候群(PMS)と言います。

PMSの症状は、排卵後からあらわれやすくなります。 そして、生理の1週間前から2~3日前になると症状が顕著になり、生理が始まるとウソのように症状がなくなっていきます。

PMSの原因にはさまざまな説がありますが、ホルモンの急激な変化やストレスなどがあげられています。

また、PMSは生理のある女性の80%が経験していると言われていますが、症状や程度は人によってさまざま。 実に、PMSの症状は、200種類以上もあるのです。

具体的にはどのような症状があるのか、「体」と「心」に分けて見ていきましょう。

 

PMSの体の症状

  • ・頭痛
  • ・頭が重い
  • ・腹痛
  • ・下腹部がはる
  • ・乳房がはる
  • ・便秘
  • ・下痢
  • ・むくみ
  • ・おりものが増える
  • ・だるい
  • ・肩こり
  • ・背中が痛い
  • ・腰痛
  • ・眠い
  • ・不眠
  • ・ほてり
  • ・めまい
  • ・立ちくらみ
  • ・手足の冷え
  • ・食欲低下
  • ・体重が増える
  • ・のどが渇く
  • ・吐き気
  • ・しびれ
  • ・耳鳴り
  • ・肌荒れ、にきび
  • ・化粧ののりが悪い

これらの症状は、複数同時にあらわれることもあります。また、症状は毎月同じではなく、体調などによっても変化します。

 

PMSの心の症状

PMSの心の症状には、下記のようなものがあります。

  • ・イライラ
  • ・無気力
  • ・ボーっとする
  • ・落ち込む
  • ・憂鬱
  • ・攻撃的になる
  • ・落ち着きがなくなる
  • ・感情がコントロールできない
  • ・楽しくない
  • ・集中力がなくなる
  • ・性欲が高まる
  • ・性欲が低下する
  • ・自信がなくなる
  • ・不安になる
  • ・弱気になる
  • ・悲しくなる
  • ・涙もろくなる

このような症状のせいで、会社や学校に行けなくなって家に引きこもったり、仕事や勉強などが手につかなくなったりすることもあります。

 

PMS体験者の声

インターネット上にも、PMSに悩まされる女性のさまざまな声があがっています。その一部を紹介します。

  • ・生きている意味がわからないくらい、無気力になる。
  • ・ものすごくしんどくて、訳が分からなくなる。
  • ・生理なんてもういらない。
  • ・何もやる気がでなくて、自分にうんざりする。
  • ・自分の存在を否定したくなる。
  • ・夫の行動のすべてが気に入らなくなる。
  • ・言うことを聞かない子どもに、手をあげてしまうことがある。

PMSのせいで、いつもなら受け入れられることでも頭にきてしまい、怒ったり、泣いたり、そして自分自身にもイライラして、 自己嫌悪になって塞ぎこんでしまう…といった悪循環にはまってしまうこともあるのです。

 

なりやすい性格

PMSには多くの女性が悩まされていますが、なりやすい性格もあります。 怒りっぽかったり、几帳面や完璧主義といった性格の人は、比較的PMSの症状が出やすいと言われています。

こちらの記事(PMSってなに?生理前の不調を理解して改善しよう)で詳しく解説しているので、興味のある人はご覧ください。

 

PMSの症状を治療で改善

PMSの症状は、治療を受けて改善することもできます。 症状が多彩なので、不快な症状に対しての対処療法がまずあります。

痛みには鎮痛剤、むくみの解消には利尿作用のある薬などが処方されます。また、低用量ピルなどのホルモン療法も行われます。 低用量ピルを服用するとホルモンの急激な変動が抑えられるため、症状の緩和が期待できるのです。

 

PMSと症状の似ている病気がある

PMSと似た症状が出る、別の病気もあります。

 

・月経前不快気分障害(PMDD)

PMSのような精神症状があらわれますが、PMDDはさらに症状が重いのが特徴です。 精神状態が著しく悪化して、自分や恋人、家族を傷つけてしまったり、日常生活を送るのが困難な場合には、PMDDの疑いがあります。PMSと同様、生理が始まると症状は解消されます。

 

・うつ病

憂鬱、自信が持てない、無気力、涙もろいなどの症状が、生理前の時期以外にもあらわれている場合は、うつ病の疑いがあります。 うつ病は、自傷行為を引き起こすこともあるため、早めに精神科を受診するようにしてください。

 

・甲状腺の異常(バセドウ病・橋本病)

甲状腺は、のどぼとけの下側、気管の前にあります。 血液中にホルモン(甲状腺ホルモン)を分泌し、基礎代謝を高め、体温や脈拍を調整する働きがあります。

甲状腺ホルモンが過剰分泌された状態をバセドウ病と言い、初期症状としてイライラや疲れといった、PMSと似た症状があらわれます。

一方、ホルモンの分泌量が低下した状態を橋本病と言い、むくみや冷え、便秘、眠気、無気力など、こちらもPMSと似た症状があらわれます。

 

まとめ

このように、PMSには多彩な不快症状があります。 PMSによる症状であれば、生理が始まるとともに解消しますが、生理のたびに悩まされるのはつらいものです。

治療で症状を改善することもできるため、症状が気になる人は婦人科を受診するようにしてください。

また、PMSと思っていたら別の病気だったというケースも考えられます。 生理前の時期以外にもPMSのような症状がある場合には、我慢せずに受診することが大切です。

 


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この記事を書いたライター

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