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2020年01月28日更新

妊娠中にHIV感染が発覚…赤ちゃんへの影響は?

妊娠中にHIV感染 赤ちゃんへの影響

「妊婦健診でHIV感染が発覚…」こういったことは、実際にある話です。このような状況になったら、自身の体はもちろん、母子感染についても非常に心配になると思います。この記事では、妊婦さんがHIV感染を発覚した場合の赤ちゃんへの影響や対策について、分かりやすく解説します。

妊娠健診とHIV検査

・初期検査でHIV検査を行う

産婦人科では、妊娠3カ月ごろまでに妊婦健診の初期検査を行います。 この検査には、HIV検査を含む性感染症や、肝炎の検査などが含まれています。

検査の結果、HIVに感染していることが分かると、 そのまま無治療で出産すると母子感染のリスクがあるため治療を行います。

・適切な治療で母子感染を防げる

HIVに感染している妊婦さんが、無治療のまま出産すると30~40%の確率で母子感染します。 しかし、妊娠初期に感染が分かり適切な対策を取ると、母子感染の確率を1%以下にまで抑えることができます。

つまり、妊娠中にHIV感染が発覚しても、適切な治療を受ければ母子感染を防げるというわけです。

では、具体的にどのような対策をとるのか、「妊娠中」「出産時」「出産後」に分けて見ていきましょう。

妊娠中の対策

・抗HIV薬を服用

まずは、妊娠中に行う母子感染対策についてです。 ここでの対策は、「抗HIV薬」です。

妊婦さんがHIVに感染している場合、妊娠14週目以降から抗HIV薬を飲み始めます(妊娠14週目よりも前だと、奇形児が生まれるリスクがあるため)。

抗HIV薬を飲むことで、エイズウイルスの増殖を抑えて、母子感染を防いでいくわけです。

抗HIV薬は20種類以上あり、赤ちゃんに悪影響を与えないお薬を3~4種類組み合わせて服用(多剤併用療法)するのが一般的です。

「妊娠中はなるべくお薬を飲みたくない」という気持ちもわかります。 ただし、HIVに感染している場合は、飲まないリスクの方が圧倒的に大きいです。

産まれてくる赤ちゃんのためにも、決められた用法・用量を、必ず守るようにしてください。

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