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2017年04月30日更新

平均は1日5~6回、生理前や生理中の頻尿に悩んでいませんか?

生理前や生理中になると、頻尿に悩まされる方がいます。これらの現象には理由があり、予防できる場合もあります。また、意外なことが頻尿の原因になっていることもあります。今回は、生理前や生理中の頻尿の原因や、その対策について解説します。
生理前や生理中になると、頻尿に悩まされる方がいます。これらの現象には理由があり、予防できる場合もあります。また、意外なことが頻尿の原因になっていることもあります。今回は、生理前や生理中の頻尿の原因や、その対策について解説します。

生理前や生理中になると、何度もトイレにいきたくなることがあります。 そもそも頻尿とは、我慢できないほどの強い尿意が、短い間隔で起こる状態のことを言います。

成人の場合、1日の排尿回数は5~6回くらいが平均です。 トイレにその回数以上行きたくなったり、夜中に尿意をもよおして何度も起きたりする場合には、頻尿があります。

頻尿にはプロゲステロンが関係

では、どうして生理前や生理中に頻尿になってしまうのでしょうか。 その原因には、女性ホルモンのプロゲステロンが深く関係しています。

女性は、生理前になるとプロゲステロンの分泌量が増加します。 プロゲステロンには、子宮内膜を厚くやわらかくして受精卵が着床しやすい状態にする働きがありますが、 ほかにも、利尿作用や、膀胱を閉じるときに使う平滑筋(へいかつきん)を緩める働きがあります。

そのため、生理前や生理中にプロゲステロンの分泌量が増えると、 その影響で、膀胱に少し尿が溜まっただけでも、いつもより強い尿意を感じてしまうようになるのです。

また、子宮の内膜は生理前になると厚くなりますが、 厚く大きくなった子宮が膀胱を圧迫することで、頻尿になるという説もあります。

頻尿でもトイレは我慢しない

頻尿で特に困るのは、職場やお店など自宅の外にいるときだと思います。 頻繁にトイレに行くのがはばかられ、ついつい我慢してしまったり、 頻尿を防ぐために水分摂取をいつもより控えたりする人もいるようです。

しかし、尿意を我慢していると、膀胱炎を引き起こす可能性があります。 生理の影響で頻尿になり、尿意を我慢したら膀胱炎になってさらに強い尿意に襲われる…なんてことになっては目も当てられません。

そのため、周囲の目が気になるかもしれませんが、尿意を感じたら我慢せずにトイレに行くようにしてください。 もちろん、水分補給もしっかり行うことが大切です。

生理前や生理中の頻尿を予防するには

そうはいっても、頻繁にトイレに行くのは、それはそれで面倒です。 生理前や生理中の頻尿を予防するには、どうすればいいのでしょうか。

 

・カフェインを控える

コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれるカフェインには、尿の量を多くする効果(利尿作用)があります。

生理前や生理中にこれらをたくさん飲むと、さらにトイレに行きたくなってしまうため、できるだけ少なめに摂るようにしてみてください。

 

・リラックスできる時間をつくる

ストレスにより体の自律神経に負担がかかると、交感神経が過剰に働いてしまい頻尿が起こることがあります。 生理前はホルモンの関係でどうしてもイライラしやすくなりがちです。 以下のようなことを心がけてみてください。

  • ・リラックスする時間をつくる
  • ・睡眠をしっかりとる
  • ・規則正しい生活を心がける

 

※イライラや手足のむくみなどの症状が強い場合は、月経前症候群や月経前不快気分障害という病気が原因のことがあります。 この場合は、適切なお薬を使うことで症状を和らげることができます。

頻尿は妊娠が原因で起こることも

頻尿は、妊娠によって引き起こされることもあります。

女性は妊娠すると腎機能が活発になったり、赤ちゃんの成長に伴い子宮が大きくなることで膀胱が圧迫されたりします。 するとその影響で、頻尿になることがあるのです。

性行為があった人で頻尿が気になる場合には、「生理によるもの」と決めつけずに、妊娠を疑ってみる必要があります。 頻尿が続いて、さらに生理がこなかったり、基礎体温の高温期が長く続いている場合には、妊娠検査薬で調べてみることをおすすめします。

筋腫のせいで頻尿になっていることも

筋腫が子宮にできて、膀胱を圧迫していることで頻尿になっている人もいます。 この場合は、生理の時期に関係なく頻尿が続いたり、症状が悪化してくることがあります。

まとめ

生理前や生理中の頻尿は、プロゲステロンの分泌量が増えることによって生じます。このタイプの頻尿は、生活習慣を改善することで予防できる場合があります。 また、妊娠が頻尿の原因になっている場合もあります。「頻尿ぐらい…」と軽く考えずに、頻尿が長く続いたり、気になる症状がある場合には、婦人科を受診するようにしてください。

 

出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]


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この記事を書いたライター

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