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2017年05月27日更新

婦人科で受けられるPMS治療とは?気軽に婦人科を受診しよう

生理前の心身の不調を引き起こすPMS。自分で改善方法を試しても効果が得られなかった人は、婦人科での治療をおすすめします。婦人科で受けられるPMS治療や診察の流れについて紹介します。

生理前の心身の不調を引き起こすPMS。自分で改善方法を試しても効果が得られなかった人は、婦人科での治療をおすすめします。しかし、「婦人科は敷居が高い…」と考える女性も多いようです。婦人科で受けられるPMS治療や診察の流れを理解し、リラックスして受診できるようにしてください。

1.PMSとは?

・PMSとは生理前にあらわれる心身の不調

PMSとは、Premenstrual Syndromeの略で、日本語では「月経前症候群」と呼ばれます。

排卵後から体や心にさまざまな不調があらわれやすくなり、生理の1週間~2、3日前になると顕著になり、生理が始まると症状が消える、もしくは軽減するのが特徴です。

腰痛や乳房のはりなど体の症状に加えて、イライラや日中の過度の眠気など心の症状があります。 実に200種類以上の症状があるといわれ、程度には個人差があります。

PMSの主な原因は、女性ホルモンの分泌量の急激な変化です。 また、ストレスなども症状を悪化させるといわれています。

PMSは食事や生活習慣の改善で、症状をある程度軽減することもできますが、婦人科を受診すればお薬を使った治療が受けられます。 次からは、婦人科でのPMS治療や診察について紹介します。

2.婦人科で受けられるPMS治療

まず、婦人科で受けられるPMS治療について紹介します。 主に、「低用量ピル」「漢方」「サプリメント」の3つの治療法があります。

 

○ 低用量ピル

低用量ピルには、女性ホルモンと似た成分が含まれているため、服用すると体内では女性ホルモンが分泌されている状態になり、妊娠時と同じホルモンバランスになります。 すると、脳が妊娠していると勘違いして、女性ホルモンを分泌しなくなり排卵を抑制します。

その結果、PMSの原因となる女性ホルモンの分泌量の急激な変化を防いで、ホルモンバランスが一定に保たれるため、PMSの症状を緩和することができます。

「低用量」とは、お薬の成分に含まれる女性ホルモンの含有量が少ないという意味です。 そのため、中用量や高用量のピルに比べて、副作用が起きにくいという特徴があります。

しかしそれでも、人によっては、吐き気や頭痛、のぼせなどの副作用があらわれることがあります。 気になる症状があらわれた場合は、医師に相談するようにしてください。 ※低用量ピルは市販していないため、婦人科の受診が必要となります。

 

○漢方治療

漢方は低用量ピルとも併用でき、副作用もほとんどありません。 1種の漢方で複数の不調に効くため、さまざまな症状があらわれるPMSに効果的だといわれています。

 

<PMS治療に使われる漢方の例>

・桃核承気湯  とうかくじょうきとう
血流を良くして体をあたためます。また、便通を良くしたり、イライラや不安感をやわらげ気分を落ち着けます。ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。 

 

・抑肝散  よくかんさん
高ぶった神経を抑えます。筋肉のこわばりやつっぱりを改善して、心身を良い状態にします。

 

ほかにも、漢方にはさまざまな種類があります。数多くある中から、自分の体にあったものを選ぶのは難しいため、専門家に相談してください。

 

○サプリメント

上記2つの方法を試しても効果がなかった人や、副作用が心配でお薬に抵抗がある人には、サプリメントを使った栄養療法があります。 血液検査を受けて、不足している栄養素をメディカルサプリメントで補い、体質を改善していきます。

メディカルサプリメントとは、医師から処方されるサプリメントのことで、市販のものより成分を多く含んでいるものが多くあります。 個人差はありますが、1~3カ月ほど続けると症状の緩和が期待できます。 ただし、保険は適用されません。

このように、医師や専門家から処方されたお薬を使って、PMSの症状を改善していく方法もあります。 しかし、婦人科を受診するとなると、「診察内容をよく知らないため、受診しづらい…」と思う人も多いのではないでしょうか?

そこで、次から婦人科の診察の流れや、受診時の注意点などを紹介していきます。

3.婦人科での診察は何をするの?

ここでは、あまり知られていない、婦人科での診察の流れを紹介していきます。 大まかな流れは、問診・検査・内診です。

 

1.問診

問診では、答えにくい質問(性行為の有無…など)がいくつかあるかもしれませんが、質問には正直に答えるようにしてください。 聞かれていることは、すべて重要な情報です。恥ずかしがらずにきちんと回答しましょう。 また、基礎体温を日々測っている人は、基礎体温表を持参することをおすすめします。

 

2.検査

実施する検査は症状によって異なりますが、「血液検査」や「尿検査」でホルモンバランスを調べたり、「超音波検査」で子宮の状態を確認したりします。

超音波検査には、膣の中に器具を入れて診察する「経膣エコー」と、腹部にあてて診る「腹部エコー」などがあります。 子宮や卵巣の位置に近い経膣エコーの方がより正確な検査を行えますが、性交渉の経験がない人は、腹部エコーや肛門からのエコーで検査を行います。

 

3.内診

卵巣や子宮の病気が疑われる場合は、内診を行うことがあります。 医師が膣の中に指や器具を入れて、膣の内部の状態や子宮の大きさ、向き、形などを確認します。

性交渉の経験のない人や内診に抵抗のある人は、器具の種類を変えるなど配慮をしてくれるため、医師にその旨を伝えてください。

検査や内診を終えたら、医師から説明を受けます。 不安なことやわからないことは、きちんと相談するようにしましょう。

以上が、おおまかな婦人科での診察の流れです。 少しでも不安なことや気になることがあるときは、婦人科を受診し、医師に相談しましょう。

※病院や患者さんの症状によって、診察の流れや検査方法が異なることがあります。

4.最後に

上記のように、婦人科でのPMSの治療は主に3つあり、患者さんの症状や体質によって、治療法は変わってきます。 「妊娠ではなくPMSで婦人科に行っていいのかな…」と思うかもしれませんが、実際に通院し治療を受けている人も多くいます。 あまり考えすぎずに、気軽な気持ちで婦人科に行ってみましょう。 何よりもリラックスした気持ちで、診察を受けることが大切です。

 

出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]


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この記事を書いたライター

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