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2017年07月09日更新

婦人科でPMS検査を受けるのは普通のこと?問診や内診は恥ずかしい?

PMSの症状がつらくても、「恥ずかしい」「時間がない」といった理由で、婦人科を受診しない人も多いようです。検査を受ければ、PMSかどうかを調べることができ、治療も受けることができます。この記事では、PMSで婦人科を受診した場合、どのような検査を行うのか紹介します。

PMSの症状がつらくても、「恥ずかしい」「時間がない」といった理由で、婦人科を受診しない人も多いようです。検査を受ければ、PMSかどうかを調べることができ、治療も受けることができます。この記事では、PMSで婦人科を受診した場合、どのような検査を行うのか紹介します。

1.PMSとは?

・PMSとは生理前にあらわれる心身の不調

PMSとは、Premenstrual Syndromeの略で、日本語では「月経前症候群」と呼ばれます。

排卵後から体や心にさまざまな不調があらわれやすくなり、生理の1週間~2、3日前になると顕著になり、生理が始まると症状が消える、もしくは軽減するのが特徴です。

腰痛や乳房のはりなど体の症状に加えて、イライラや日中の過度の眠気など心の症状があります。 実に200種類以上の症状があるといわれています。

 

・約8割の女性が経験

PMSは、生理のある女性の約8割が経験しているともいわれています。 程度には個人差があり、毎月とてもつらい症状をどうにか我慢してやり過ごしている女性も多くいます。

これでは、本人がつらいのはもちろん、周りにも「なんか機嫌が悪そう…」などと良くない印象を与えてしまいます。

不調の理由がPMSかどうかは、婦人科を受診すればわかります。 低用量ピルを使った治療法などもあるため、生理前につらい症状がある場合には、婦人科を受診して検査を受けることをおすすめします。

では、婦人科ではどのような検査を行うのか、見ていきましょう。

2.婦人科でのPMS検査

婦人科でのPMS検査は、問診、検査(尿検査、血液検査、超音波検査)、内診といった流れで行われます。 それぞれについて解説します。

 

1.問診

PMSの検査で婦人科に行くと、まず受付で渡される問診票に記入をします。 それをもとに、医師による問診が行われます。

医師は、あなたの症状や体の状態などについて質問をします。 「月経の始まった年齢」「セックスの経験」「妊娠歴の有無」といったことも聞かれますが、 いざとなってあわてないように、あらかじめ情報を整理しておくと安心です。

 

・問診で聞かれること

-PMSの症状について

-症状があらわれた時期について

-月経について(周期、月経痛など)

-セックス経験の有無

-妊娠・出産歴の有無

-アレルギーの有無

-病気や手術歴について

-内服しているお薬について

 

これらの質問を医師が行うのは、検査や治療に必要だからです。 正直に伝えることが、つらい症状を解決する近道になります。 質問に対して、恥ずかしがることは一切ありません。

また、質問に答えるだけでなく、分からないことや不安なことがあったら、ささいなことでも医師に相談するようにしてください。

 

・基礎体温表を持参しよう

医師が患者さんの状態を正しく把握することは、診断や治療を行ううえで何よりも大切なことです。

基礎体温表は、排卵や体のリズムを把握する重要な情報になります。 ぜひ、診察時に持参するようにしてください。 折れ線グラフで変化がひと目で分かるものだとなお良いです。

基礎体温を毎日測るのが大変だという人は、週に3日程度でも良いので継続して測るようにしてください。

 

2.検査

問診が終わると、下記のような検査を行います。

 

・血液検査

PMSの検査では血液検査を行い、ホルモンバランスを調べます。 「隠れ貧血」と呼ばれる「潜在性鉄欠乏性貧血」がPMSを引き起こすこともあるため、血液の状態や体内で不足している栄養素なども詳しく調べます。

また、PMS以外にも、婦人科系の病気が隠れていないかも調べます。 注射器で採血するため、腕まくりをしやすい服装で行くとよいでしょう。

 

・尿検査

女性ホルモンは尿に混じって排泄されるため、尿検査からもホルモンの状態を知ることができます。 来院前にトイレを済ませておく人も多いと思いますが、検査前はあえてトイレに行かないほうがいいかもしれません (尿意を我慢するのも大変なので、ケースバイケースで判断してください)。

 

・超音波検査

超音波検査には、膣の中に器具を入れて診察する「経膣エコー」と、腹部にあてて診る「腹部エコー」などがあります。

子宮や卵巣に近い位置で行う経膣エコーの方がより正確な検査を行えますが、性交渉の経験がない人は、腹部エコーや肛門からのエコーで検査を行います。

 

3.内診

PMSの検査では必ずしも内診が行われるわけではありませんが、卵巣や子宮の病気が疑われる場合には必要となります。

内診では、医師が膣の中に指や器具を入れて、膣の内部の状態や子宮の大きさ、向き、形などを検査します。 内診によって、子宮周辺の臓器との癒着なども分かります。 性交渉の経験のない人や内診に抵抗のある人は、器具の種類を変えるなど配慮をしてもらえるので、医師に相談しましょう。

※病院や患者さんの症状によって、診察の流れや検査方法が異なることがあります。

3.PMS検査は恥ずかしい?

上でも触れましたが、婦人科では若い女性にとって、恥ずかしさを感じる質問や検査があるかもしれません。

しかし、これらは正しい診断のためには必要なことで、婦人科の医師にとってはごく当たり前のことです。 眼科で目の症状について聞かれたり、目を詳細に検査したりするのと同様に、婦人科では膣や子宮について聞いたり、調べたりするというわけです。

緊張してムダに力が入っていると、内診で痛みを強く感じることもあります。 「婦人科で性器を調べるのは当たり前のこと」と割り切って、リラックスした気持ちで検査を受けるようにしてください。

4.最後に

PMSの検査を受けて、症状や状態を正確に把握することで、適切な治療が受けられるようになります。

PMSを我慢していても、何もいいことはありません。 「恥ずかしい」「時間がない」といった意識を変えれば、つらい悩みから解消されるはずです。 我慢せずに、まずは気軽に婦人科を受診するようにしてください。

 

出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]


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この記事を書いたライター

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