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2017年08月26日更新

受けたことはある?子宮筋腫の検査内容と費用について

子宮筋腫は発症していても自覚症状がないケースが多くありますが、不妊症の原因になったり、子宮内膜症などほかの病気と合併していることもあるため、定期的に検査を受けることが大切です。今回は、子宮筋腫の検査について解説します。

子宮筋腫の検査を受けたことはありますか?子宮筋腫は発症していても自覚症状がないケースが多くありますが、不妊症の原因になったり、子宮内膜症などほかの病気と合併していることもあるため、定期的に検査を受けることが大切です。今回は、子宮筋腫の検査について解説します。

問診

子宮筋腫の検査は、婦人科(産婦人科)で受けることが一般的で、 問診からはじまり、内診、超音波検査といった、基本的な検査が行われます。

問診では、医師から自覚症状や月経やおりものの状態、病歴などを聞かれます。 急に質問されても思い出せない場合もあるため、あらかじめ答えを整理しておくと安心です。

また、性交渉のことなど答えるのが恥ずかしい内容もありますが、検査や診断をする上で大切な情報になるため正確に伝えるようにしてください。 医師にとっては当たり前の質問です。恥ずかしがったり、ウソをつく必要はありません。

 

▼問診での質問例

・自覚症状

・月経の状態(周期、期間、量)

・おりものの状態

・初潮の年齢

・最終月経(開始日、期間、量)

・出産、流産、中絶の有無

・病歴

・服用している薬

・アレルギーの有無

・性交渉の経験の有無

内診

内診では、医師が片方の手の指を膣内に入れて、もう片方をお腹の上において、それぞれではさむようにしながら子宮や卵巣の状態を調べます。 内診台という診察台に座り、足を開いた状態で行いますが、医師と直に対面しないようにカーテンで仕切りを作ります。 このような内診は、婦人科の検査ではごく一般的なことです。恥ずかしがらずに、リラックスして受けるようにしてください。

子宮筋腫があるかどうかは、ほとんどの場合、内診を受けることで分かります。 また、子宮筋腫の位置や大きさ、癒着のありなしなども大まかに知ることができますが、これらをさらに詳しく知るために、超音波検査を行います。

超音波検査

超音波検査では、超音波の反射を利用して、子宮の状態を詳しく調べます。 内診では見逃してしまいがちな、1cmに満たない小さな筋腫まで発見することができます。 お腹の上からプローブという専用の器具を当てて検査する「経腹法」と、膣の中にプローブを入れる「経膣法」があります。子宮筋腫の検査では、経膣法が一般的です。

超音波検査を行い、筋腫の位置、数、大きさ、子宮内膜の様子などが詳しく分かれば、子宮筋腫であると診断がほぼ確定します。

MRI検査

内診や超音波検査によって子宮筋腫の可能性が疑われる場合や、子宮肉腫などの悪性腫瘍との鑑別が難しい場合には、さらに正確に調べるためにMRI検査が行われます。

MRI検査は磁気の力を利用した検査方法で、筋腫はもちろん、子宮がどのような状態にあるのかを超音波検査よりも詳しく確認することができます。 わずか5mm程度の筋腫を見つけることも可能です。

補助的検査

子宮筋腫は、上記であげた内診、超音波検査、MRI検査などで診断を確定できますが、必要によってはさらに下記の検査を行うこともあります。

 

・子宮鏡検査

子宮頸部から子宮内腔に内視鏡を入れて、子宮内を観察します。

 

・子宮卵管造影検査

子宮内腔に造影剤を入れてX線撮影をします。不妊の人を対象に行い、卵管狭窄や卵管閉塞の有無などを調べます。

 

・血液検査

貧血の状態を見たり、子宮腺筋症との合併症があるかどうかを診断します。

検査費用と保険適用

検査を受ける際には、検査内容とともに、費用も気になりますよね。 まずは、保険適用についてです。子宮筋腫の検査では、「子宮筋腫があるかどうか心配だから」という理由で 検査を受ける場合、保険は適応されないため、費用は全額負担です。

一方、「何らかの症状が出ている」という状態で検査を受ける場合、保険は適応され、費用は3割負担になります。

具体的な検査費用については、内診や超音波検査など基本的な検査のみの場合、 3割負担で3,000円程度。MRI検査をする場合には、6,000~8,000円程度必要になります。 費用は病院によっても異なるため、気になる場合は事前に確認しておくと安心です。

また、全国の自治体などが定期的に行っている子宮がん検診では、無料で受けられるケースもあります。 お住まいの自治体に問い合わせてください(子宮筋腫は自覚症状が少ないため、自治体や会社などのがん検診でたまたま発見されることが多くあります)。

検査は定期的に受け続けよう

最後は、子宮筋腫の検査を受けるタイミングについてです。子宮筋腫は、30代以上の女性の4~5人に1人が発症すると言われるポピュラーな病気です。 良性の腫瘍で、自覚症状も少ないです。

しかし、放置していると不妊や流産のリスクが高くなることも事実です。子宮筋腫のある人の20~30%に不妊がみられるともいわれています。

子宮筋腫は、10代や20代前半でも見つかることがあるため、好発年齢(病気にかかりやすい年齢)である35歳よりも前から、 検査を受け始めるのがおすすめです。また、1度検査を受けて異常がなかった場合でも、「これでもう大丈夫」と思わずに、1年に1度は検査を受けるようにしてください。

まとめ

子宮筋腫の検査内容や費用について、理解は深まりましたか。子宮筋腫は良性の腫瘍であるため、命に関わるようなことはありません。 ただし、不妊や流産、過多月経、排尿痛などの原因になることもあります。自身の体を守るためにも、自覚症状がなくても、定期的に検査は受けるようにしてください。

 

出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]


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この記事を書いたライター

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